投資が「怖い」は当たり前!プロが不安を乗り越える秘訣と安心して始める方法を徹底解説
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「投資に興味はあるけれど、なんとなく怖い」そう感じているのではないでしょうか。
実際、多くの人が「損をしそう」「よくわからない」「ギャンブルみたい」といった不安から、一歩を踏み出せずにいます。
しかし、投資がすべてリスクだらけというわけではありません。
不安の理由を冷静にひもとき、仕組みやリスクとの向き合い方を知れば、少しずつ“怖くない投資”が見えてきます。
本記事では、投資を怖く感じる心理的な理由から、初心者でも安心して始められる方法、リスクを抑える考え方まで、専門資格を保有した投資のプロがわかりやすく解説します。
- 投資が怖いと感じる理由は「損失が大きいと感じている」「投資で失敗したという話が多い」など
- 投資のリスクは「危険」という意味ではなく、リターン(収益)の振れ幅を意味する
- 「長期・積立・分散投資」を意識することで、投資のリスクをある程度抑えられる
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投資を「怖い」と感じる理由とは
あなたが投資を「怖い」と感じるその感情は、決して特別なものではありません。多くの人が抱える、具体的な不安の理由を紐解いていきましょう。
損失が大きいと感じている
「投資は怖い」と感じる多くの理由は、やはり「元本割れ」です。株価や為替が短期間で下落すると、自分の資産が大きく減ることに不安を感じます。
特に、過去の暴落や個別銘柄の失敗事例を目にすると、「一度で何百万円も失うかもしれない」の恐れが強くなります。
投資はギャンブルというイメージがある
投資を「運に任せるもの」「ギャンブル」と捉える人も多いです。意図せぬ値動きや一発逆転を狙うような報道が、投資=博打という誤解を生んでいます。
投資で失敗したという話が多い
SNSや口コミで見かける「投資で失敗した」という話だけを見てしまうと、始める前からマイナスイメージが強まります。
投資詐欺が多発していることへの警戒
詐欺的な投資勧誘や高利回りを謳う業者の被害は後を絶ちません。
実際、金融庁も許可されていない業者への注意喚起を継続しており、初めての人ほど「詐欺に引っかかるのでは」と疑心暗鬼になります。
口座を乗っ取られるかもしれない恐怖
ネット証券や暗号資産取引所を利用する際、「不正ログイン」「口座の乗っ取り」「ID漏洩」への不安があります。
特に高齢者やITに慣れない人にとっては、このセキュリティ不安が大きな心理的ハードルです。
参考)金融庁の調査データ
(引用:リスク性金融商品販売に係る顧客意識調査結果|令和3年6月30日金融庁)
金融庁の調査によると、投資未経験者が資産運用に抱くイメージとして「専門的な知識が必要」(40.4%)、「損失リスクが非常に高い」(32.0%)が上位に挙がっており、「始めるハードルが高い」と感じている人が多いことがわかります。
(引用:リスク性金融商品販売に係る顧客意識調査結果|令和3年6月30日金融庁)
一方で、「少額から始められる」といった前向きな意見も22.9%あり、資産運用に対してポジティブな印象を持つ人も一定数存在しています。
また、資産運用を行わない理由としては、
- 余裕資金がない
- 知識がない
- 購入や保有に不安を感じる
といった点が多く挙げられています。
(参考:リスク性金融商品販売に係る顧客意識調査結果|令和3年6月30日金融庁)
どれくらい損する?投資リスクの「現実」と「数字」
漠然とした「怖い」の裏にあるリスクの正体を掴むことで、不安は軽減されます。投資におけるリスクを具体的に理解し、その程度を知りましょう。
投資における主なリスクの種類
投資における「リスク」とは、「危険」という意味ではなく、リターン(収益)の振れ幅を指します。主なリスクには以下のような種類があります。
- 価格変動リスク:投資対象の価格が変動し、買値より下がる可能性
- 信用リスク:投資先の企業や国が倒産し、お金が戻ってこない可能性
- 為替変動リスク:外貨建ての資産が、為替相場の変動により円換算で価値が下がる可能性
約10年に1度、大きな株価調整が起こっている
歴史的には、約10年ごとに暴落(リーマンショック、バブル後、コロナショック等)が起こっています。これにより短期で資産が大きく減る可能性がありますが、
一方で長期保有でその後の回復・成長を享受できる投資商品も多くあります。
短期的な下落に一喜一憂せず、長期的な視点を持つことが大切です。
シミュレーションで見る、リスクとリターンの関係性
投資における「怖い」という感情は、リターンが不確実であること、つまり「リスク」に起因します。しかし、リスクは避けられるものではなく、正しく理解し、コントロールすることが大切です。
(引用:つみたてNISA 早わかりガイドブック|金融庁)
▲1:1985年から2020年の各年に、毎月同額ずつ国内外の株式・債券の買付けを行ったものです。各年の買付け後、保有期間が経過した時点での時価をもとに運用効果及び年率を算出しています。これは過去の実績をもとにした算出結果であり、将来の投資成果を予測・保証するものではありません。運用管理費用は含みません。
日本株式:東証株価指数(配当込み)、先進国株式:MSCIコクサイ・インデックス(円換算ベース)
日本債券:NOMURA-BPI総合、先進国債券:FTSE世界コクサイ・インデックス(除く日本、円ベース)
上記の画像は金融庁のデータに基づき、資産・地域を分散して積立投資を続けた場合の運用成果(保有期間別)をシミュレーションしたものです。
保有期間が5年の場合、運用成果がマイナス(元本割れ)になる可能性が高く、プラスのリターンを得られる可能性も幅広く分散しています。
投資期間が短いと、市場の変動の影響を大きく受けるため、元本割れリスクが比較的高いことがわかります。
一方、保有期間が20年の場合、運用成果がマイナスになる可能性がほぼゼロに収束しています。運用成果の幅も年率2%〜8%程度に集約されており、安定したプラスのリターンが期待できることがわかります。
このシミュレーションが示すように、投資を長く続けることが、短期間の価格変動リスクを抑えるポイントとなります。
「怖い」を乗り越える!投資のリスクを抑える戦略
投資の「怖さ」は、正しい知識と戦略で乗り越えることができます。リスクを最小限に抑えながら、着実に資産形成を進めるための方法を解説します。
①長期投資…なるべく長く運用する
投資期間が長くなるほど、短期的な市場の変動リスクを吸収し、安定的なリターンを得られる可能性が高まります。
例えば、毎月一定額を積立投資する場合、株価が下がった時には口数を多く買えるため、長期的に見ると平均購入単価が下がり、利益を出しやすくなります。
②積立投資…ドルコスト平均法
毎月、決まった日に決まった金額の金融商品を購入していくのが「積立投資」です。価格が高い時には少なく、安い時には多く買うことになるため、結果的に購入単価を平準化することができます。
これを「ドルコスト平均法」といい、リスクを抑えながら投資を続けられる有効な方法です。
③分散投資…投資先を分けてリスク分散
既存図
投資の格言に「卵は一つのカゴに盛るな」という言葉があります。
一つの投資先に集中するのではなく、複数の資産(株式、債券など)、複数の地域(国内、海外)に分散して投資することをいいます。
これにより、特定の資産や地域が下落した際のリスクを軽減することができます。
「怖い」の正体を見極めよう|タイプ別の解決策
あなたが投資を怖いと感じる理由は、どのタイプに当てはまりますか。
タイプ別に解決策を知ることで、不安を具体的に解消できます。
「損するのが怖い」タイプ
まずは「生活防衛資金」をしっかり確保しましょう。緊急時に使えるお金を用意することで、心の余裕が生まれ、投資に回したお金が減っても冷静でいられます。
また、リスクが比較的低い商品から始めたり、少額での積立投資からスタートすることで、リスクをコントロールできます。
「詐欺・破産が怖い」タイプ
投資を始める際は、信頼できる銀行や証券会社で口座を開設し、金融庁に登録された正規の業者から商品を購入しましょう。
「絶対に元本保証」「高利回りは確実」といったうまい話には注意が必要です。投資詐欺の多くは、こうした言葉で勧誘してきます。
「うますぎる話には裏がある」という意識を持つことが、身を守る第一歩です。
「自分には無理だと思っている」タイプ
投資は、特別な知識やスキルがなくても始められます。投資信託など、専門家が運用してくれる商品を活用すれば、知識がなくてもプロの運用に任せられます。
また、少額からの積立投資であれば、リスクを抑えつつ無理なく始められます。
怖くない投資の始め方|安心を感じるための5ステップ
「投資=怖い」と感じるのは、何をどう始めれば良いかわからない不安が原因かもしれません。
安心して投資を始めるには、順を追って少しずつ理解し、準備を進めることが大切です。
投資初心者でも無理なく取り組める「怖くない投資の始め方」を、5つのステップでわかりやすく解説します。
1.投資の目的・目標額を決める
まずは「何のために投資するのか」「いつまでにいくら貯めたいのか」を明確にしましょう。住宅購入資金、老後資金、教育資金など目的を定めることで、必要な運用期間・リスク許容度が明確になります。
目的がはっきりすると、不安な値下がりにも冷静に対応できます。また、投資に対するモチベーションが維持でき、リスクも許容しやすくなります。
2.リスク許容度を把握する
自分がどれくらいのリスクを許容できるかを事前に確認します。
年齢・収入・家族状況・性格などによって異なるため、短期で値下がりを見ると耐えられない人もいれば、長期なら平気な人もいます。
目減りに耐えられる心の余裕が持てない場合は、低リスク商品から始めましょう。
3.金融商品を選ぶ
投資の目的とリスク許容度が決まったら、それらに合った金融商品を選びます。
初心者には少額から始められる投資信託や、税制優遇のある国の制度であるNISAがおすすめです。
4.少額から積立で始める
投資に不安がある場合は、最初は失っても生活に困らない程度の「余剰資金」で、少額から積立投資を始めましょう。
例えば、月5000円や1万円といった少額からでも、長期で続ければ大きな成果につながります。
例)NISAで投資信託を活用した少額積立投資
NISAは、少額から始められる「投資の利益が非課税になる制度」です。
通常、株や投資信託の利益には税金がかかりますが、NISA口座での運用益は非課税になります。
2024年からスタートした「新NISA(新しいNISA)」では、非課税で保有できる期間や投資できる期間の制限がなくなり、より長期の運用がしやすくなりました。
また、NISAは月100円からでも積立可能であり、投資初心者にも始めやすい制度です。
5.定期的に見直す
一度投資を始めたら放置するのではなく、年に一度など、定期的に運用状況や自身のライフプランを見直しましょう。
資産配分が崩れていないか、目標に変更はないかを確認することが大切です。
どうしても投資が怖い時はプロに無料相談してみよう
一人で投資の不安や疑問を抱え込まず、投資の専門家に相談することで、あなたの「怖い」という感情を安心に変えることができます。
専門家に相談するメリット
「投資は怖い」「何から始めればいいかわからない」と感じた時こそ、投資の専門家に相談することが安心への近道です。
特に、中立的な立場でアドバイスを行うIFA(独立系ファイナンシャルアドバイザー)のような存在は、特定の金融機関に属さず、利用者にとって本当に合った資産運用の方法を一緒に考えてくれます。
資産状況や将来の目標をもとに、具体的なプランをシミュレーションしてくれるため、「漠然とした不安」が「現実的な対策」に変わっていく実感が得られるはずです。
まずは相談から、投資の一歩を踏み出してみましょう。
信頼できる専門家の選び方
信頼できる専門家を選ぶためには、以下の点をチェックしましょう。
- ポイント①資格を保有していて、運用経験のある専門家か
- ポイント②初心者でも相談に乗ってもらえるか
- ポイント③中立な立場で自分に合った商品を提案してもらえるか
- ポイント④長期的にサポートをしてもらえるか
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- NISA・iDeCoなど制度活用のアドバイス
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まとめ
投資を「怖い」と感じるのは自然なことです。大切なのは、その理由を知り、不安をひとつずつ解消していくことです。
投資の怖さは、正しい知識と方法で和らげることができます。例えば、「長期・積立・分散」を意識すれば、リスクを抑えながら、少しずつ資産を増やしていくことが可能です。
自分のライフプランと向き合い、無理のない範囲で資産管理を始めることが、将来の安心につながります。
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執筆・監修
高橋 明香
- ファイナンシャルアドバイザー/CFP®認定者
みずほ証券(入社は和光証券)では、20年以上にわたり国内外株、債券、投資信託、保険の販売を通じ、個人・法人顧客向けの資産運用コンサルティング業務に従事。2021年に株式会社モニクルフィナンシャル(旧:株式会社OneMile Partners)に入社し、現在は資産運用に役立つコンテンツの発信に注力。1級ファイナンシャル・プランニング技能士、一種外務員資格(証券外務員一種)保有。