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FIREしても保育園は利用できる?就労証明・審査基準と退園を防ぐ対策

FIREしても保育園は利用できる?就労証明・審査基準と退園を防ぐ対策

お金2026/01/21

    ≫リタイア後の必要額は?あなたのケースでシミュレーション


    FIREを達成し会社を辞めたら、子どもは保育園を退園させられる?」
    「就労証明書が提出できなくなるのでは?」

    FIREを目指す子育て世帯の方にとって、保育園の入園や利用継続は大きな課題です。特にサイドFIREやバリスタFIREといった「働きながらFIRE」の場合は、保育園の利用は欠かせないものとなります。

    そこで本記事では、FIREによって会社(フルタイム労働)を辞めた場合の保育園利用について、制度上の仕組みから具体的な対策まで詳しく解説します。

    この記事を読んでわかること
    • FIRE後に保育園を継続できるケースと難しいケース
    • 退園リスクを回避するための具体的な4つの対策
    • 虚偽申告のリスクと自治体への正しい対応方法


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    FIREを目指す人が保育園について感じる不安

    FIREを達成すると、自由な時間が増えるだけでなく心のゆとりが生まれるでしょう。しかし、仮にゆとりが生まれたとしても、集団行動や情操教育は保育園で育まれることも多く、子どもの成長の機会を失いたくないと考える人は少なくないでしょう。

    しかしFIREによって「会社員」という肩書を卒業すると、保育園の入園・継続条件である「就労」の証明が難しくなるなど、いくつかの懸念があります。

    無職扱い、またはフルタイム労働でなくなることによるリスク

    FIRE達成後は定職に就かない、あるいはフルタイム労働でなくなるため、保育の必要性がないと見なされたり、必要な点数を満たさなくなり、入園できなかったり退園を求められたりするのではないかという不安があります。

    就労証明書の提出ができない

    会社員であれば勤務先から発行される就労証明書が、退職後は提出できなくなります。これが保育園の入園・継続審査で不利に働くことへの懸念があります。

    自治体の審査や周囲の目

    「働く時間が少ないのに、なぜ保育園を利用するのか」という周囲からの視線や、自治体の審査担当者に理解されないのではないかという心理的なプレッシャーも不安の一因です。

    会社を辞めることで子どもの生活環境が不安定になったり、教育上の懸念を抱えることになる可能性は、FIREを目指す親にとって大きな悩みとなっています。

    FIRE後の保育園利用は可能?制度上の扱いと現実

    結論からいうと、FIRE達成後も保育園の利用を継続することは、条件次第では不可能ではありません。ただし、会社員時代と同じ条件で自動的に継続できるわけではなく、いくつかのハードルが存在します。最大のポイントは、退職後も自治体に対して「保育の必要性」を客観的に証明できるかどうかです。

    認可保育園は、自治体が定める点数制度に基づいて利用の優先順位が決まるため、就労状況に変化があれば、その点数も変動します。待機児童が多い地域では、点数が下がることによって入園や継続が難しくなる可能性があります。

    一方で、認可外保育園は施設独自の基準で園児を募集しているため、就労要件が比較的緩やかな傾向にあります。

    保育園の「保育の必要性」とは何か

    保育園を利用するためには、保護者が「保育を必要とする状態」にあると自治体から認定を受ける必要があります。これは児童福祉法に基づく制度で、単に「子どもを預けたい」という理由だけでは利用できません。

    保育の必要性」が認められる主な事由は以下の通りです。

    • 就労:保護者が働いている(パートタイム、自営業も含む)
    • 妊娠・出産:母親が妊娠中または出産後間もない
    • 疾病・障害:保護者が病気やけが、心身に障害がある
    • 介護・看護:同居又は長期入院等している親族を介護・看護している
    • 災害復旧:震災、風水害、火災などの復旧にあたっている
    • 求職活動:保護者が仕事を探している(期間の定めあり)、起業準備をしている
    • 就学:保護者が学校や職業訓練校に通っている

    これらの事由に基づき、自治体は独自の基準や点数制度を設けて利用の優先順位を決定します。とくに、完全に労働をしない「完全FIRE」を達成すると、上記のうち「就労」という要件を満たせなくなり、これが保育園利用の可否に直接影響する可能性が高まります。

    会社の退職後に保育園を継続利用できるケース

    保育園審査において重要なのは「給与所得があるか」ではなく、「常態として労働しているか」です。そのため、会社の退職後も、特定の条件を満たすことで保育園の継続利用が認められる場合があります。

    個人事業主やフリーランスとして活動する場合

    ブログ運営、コンサルティング、作家活動などで開業届を提出し、「自営業」区分で就労証明書を作成・提出することができます。。

    資産管理を事業として行う場合

    不動産賃貸業や、大規模な株式投資を事業として行い、マイクロ法人を設立することで「会社員・会社役員」区分で就労証明書を提出できる可能性があります。ただし、これは自治体の判断基準に左右されます。

    求職活動を行う場合

    退職後、「求職活動中」として申請することで、多くの自治体で2〜3ヶ月程度の猶予期間が設けられています。その期間内に新たな就労形態を確立する必要があります。

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    会社の退職後に保育園の継続が難しくなるケース

    一方で、会社の退職後に保育園の継続が困難になるケースもあります。認可保育園の場合は自治体の厳格な基準が適用されるため、注意が必要です。特に以下のような状況では、退園勧告を受ける可能性が高まります。

    完全に就労実態がない場合

    資産からの不労所得のみで生活し、個人事業の開業や求職活動も行っていない場合、「保育の必要性なし」と判断されます。

    就労証明を提出できない場合

    自治体が求める就労の実態を客観的に証明する書類(開業届、確定申告書、業務委託契約書など)を提出できない場合、入園や継続は認められません。

    待機児童の多い地域に住んでいる場合

    待機児童がいる自治体では、保育の必要性がより高い家庭が優先されます。FIRE(サイドFIREなど含む)によって就労点数が下がると、優先順位が下がり、定員調整の対象になる可能性が高まります。

    虚偽の申告が発覚した場合

    実態のない就労証明を提出するなど、虚偽の申告が明らかになった場合は、即時退園となるだけでなく、悪質なケースでは法的な問題に発展するリスクもあります。

    自治体による対応の違い

    会社退職後の保育園利用に関する扱いは、全国一律の基準があるわけではなく、居住する自治体の方針や待機児童の状況によって異なります。

    待機児童が少ない自治体では、比較的柔軟な対応が期待できるかもしれませんが、待機児童の多い都市部では就労要件の審査が厳格に行われ、優先順位の低い世帯は入園・継続が難しくなります。

    また、「就労」と見なされる最低労働時間や、フルタイム労働の基準も自治体によってさまざまで、点数計算の根拠となる基準も異なります。

    さらに、個人事業主としての活動内容をどこまで「就労」と認めるかについても、担当者の裁量や自治体の内規に左右される部分があります。

    そのため、自分のケースがどのように判断されるかについては、必ず住んでいる自治体の保育担当窓口に直接確認するようにしましょう。


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    FIRE後に保育園を利用するための具体的な対策

    会社員という立場を離れた後でも、子どもの保育園利用を始めたり継続したりするためには、事前の準備と計画的な行動が不可欠です。そこで、退職後も保育園を利用するための現実的な選択肢をいくつかご紹介します。

    個人事業主・フリーランスとして開業届を提出する

    会社員でなくなった後も保育園の利用を継続するための有効な対策の1つが、個人事業主として開業することです。なお、申請時に開業した際の開業届のコピーが必要になるケースが一般的です。

    メリットと手続き

    開業届の手続きは比較的簡単で、国税庁のWebサイトから書類をダウンロードし、必要事項を記入して所轄の税務署に提出するだけです。これにより、自治体に対して「自営業者」として就労証明書を自己作成する際に根拠を強化することができます。

    事業内容の例

    FIREした人が取り組みやすい事業としては、以下のようなものが考えられます。

    • ブログやSNSでの情報発信による広告収入
    • 自身の経験を活かしたコンサルティング業務
    • 投資や資産形成に関する執筆活動
    • Webサイト制作やデザインなどのスキルを活かした業務
    注意点

    形式的に開業届を提出するだけでは不十分です。実際に事業活動を行っている実態(収入、活動記録など)を客観的に示せるようにしておくことが欠かせません。自治体によっては、確定申告書の控えや業務委託契約書、クライアントとのやり取りを証明する書類などの提出を求められる場合があります。

    不動産収入・株式投資を「事業」として申告する

    不動産賃貸業や株式投資による収入がある場合、これを「事業」として申告し、自営業者として認められる可能性があります。ただし、その方法は自治体の判断基準に左右されるため、事前の確認が不可欠です。

    不動産賃貸業のケース

    不動産賃貸業が事業として認められるには一定の事業規模が必要になる場合がありますが、自主管理を行っているなど、管理業務に一定の時間を費やしている実態があれば、「就労」として認められる可能性があります。保育園の利用申請では、確定申告書や賃貸借契約書が就労の証明書類などが求められる可能性があります。

    株式投資のケース

    株式投資による収入は、通常「譲渡所得」や「配当所得」として扱われ、就労による収入とは見なされにくいのが一般的です。しかし、デイトレードのように継続的かつ相当な時間を費やして取引を行っている実態があり、それを事業として申告している場合、自治体によっては就労と判断される余地があります。ただし、認定のハードルは高く、やはり労働とは認められないケースが大半でしょう。

    注意点

    デイトレーダーの場合、「取引記録」や「1日のスケジュール表」の提出を求められることがあり、それを「労働」とみなすかどうかの審査が行われます。

    いずれの場合も、単に収入があるだけでなく、その収入を得るために「労働時間を費やしている」という実態を客観的に示すことが鍵となります。

    認可外保育園・幼稚園への切り替えを検討する

    認可保育園の厳格な就労要件をクリアするのが難しい場合、認可外保育園や幼稚園への切り替えも有力な選択肢となります。

    認可外保育園

    認可外保育園は、国の設置基準は満たしつつも、自治体の認可を受けていない保育施設です。そのため、入園者の選考は施設独自の基準で行われ、保護者の就労要件が認可保育園ほど厳しくない、あるいはまったく問われない場合が多くあります。24時間対応や休日保育など、多様なニーズに柔軟に応えてくれる施設も存在します。

    幼稚園

    子どもが満3歳以上であれば、幼稚園に入園するという選択肢もあります。幼稚園は文部科学省の管轄であり、教育施設としての側面が強いため、保護者の就労状況は入園要件となりません。

    費用について

    2019年10月から始まった「幼児教育・保育の無償化」制度により、条件を満たせば認可外保育園や幼稚園の利用料も対象となります(3~5歳が無償化の対象)。認可保育園からの転園を検討する際は、費用面での変化と補助制度の活用について事前に調べておくとよいでしょう。

    注意点

    「幼児教育・保育の無償化」は、2024年10月以降厳格化されており、認可外は「指導監督基準」を満たす施設のみが無償化対象となっています。基準を満たさない施設は無償化外になり、自己負担が増えるケースがあります。

    FIRE達成のタイミングと保育園利用の両立戦略

    長い目で見てFIRE計画を成功させるためには、資産目標だけでなく、子どもの年齢や教育環境といった家族全体のライフプランを考慮することが不可欠です。保育園の利用問題は、FIREを達成するタイミングに影響します。

    保育園の退園リスクを回避するために退職の時期を調整するのか、あるいは退職の時期は変えずに保育園の代替案を探すのか。画一的な正解はなく、ご家庭の価値観や状況に応じた戦略的な判断が求められます。

    子どもが小学校入学までFIREを待つ選択肢

    会社退職後の保育園問題を回避する一番シンプルで確実な方法は、子どもの小学校入学までFIREの達成を待つことです。

    小学校では、保育園のように保護者の就労状況が在籍(入学)の条件となることはありません。放課後の預け先としては、民間の学童保育や、さまざまな習い事などの選択肢が利用できます。

    デメリットとしては、FIRE達成が目標より数年間遅れる可能性があり、その間の機会損失や精神的な負担も考慮する必要があります。資産計画に余裕があり、数年間の会社員生活の継続が苦にならない場合には、有力な選択肢といえるでしょう。

    注意点

    自治体が運営する公設の学童保育の利用は保育園と同様、フルタイム労働の共働き世帯が優先されます。多くの自治体で就労証明書の提出が必須で、平日放課後(午後2時以降など)に就労していることが条件になることが一般的です。

    サイドFIRE・バリスタFIREで就労実態を維持する

    まったく労働をしない「フルFIRE」ではなく、労働収入を一部継続する「サイドFIRE」「バリスタFIRE」というスタイルを選ぶことで、保育園問題を解決できる可能性が出てきます。

    サイドFIREやバリスタFIREでは、生活費のすべてを資産収入で賄うのではなく、一部を好きな仕事や負担の少ない労働で補います。例えば、週2〜3日のパートタイム勤務や、フリーランスとして自身のペースで仕事を受けるといった形です。この働き方のメリットは、以下の通りです。

    • 就労証明を維持できる:勤務先からの就労証明や、自営業としての活動実績を提出できるため、保育園を継続利用できる可能性が高まります。
    • 一定の保育園の点数を確保できる:自治体の基準を満たす就労時間を確保すれば、一定の点数を確保できます。

    FIRE達成前に認可外・幼稚園への転園を検討する

    将来的なFIREを見据えている場合、計画的に認可保育園から就労要件の緩やかな施設へ転園を検討するのも1つの戦略です。

    FIREを達成する1〜2年前のタイミングで、認可外保育園や幼稚園への転園手続きを進めておくことで、退職時に就労証明の心配をする必要がなくなります。ただし、この戦略を実行する際には、いくつか考慮すべき点があります。

    • 子どもへの影響:環境の変化が子どもに与える影響を考慮し、見学や体験入園などを通じて、子どもに合った施設を慎重に選ぶ必要があります。
    • 費用面の準備:一般的に認可外保育園や私立幼稚園は、認可保育園に比べて保育料が高くなる傾向があります。幼児教育・保育の無償化制度で補助が受けられる可能性がありますが、差額分の負担に備え、事前に資金計画を立てておくことが大切です。

    事前の準備と計画が伴いますが、FIRE後の自由度を最大限に高めることができる有効な選択肢です。

    ≫リタイア後の必要額は?あなたのケースでシミュレーション

    FIRE後の保育園利用で注意すべきポイント

    退職後の保育園利用を円滑に進めるためには、制度を正しく理解し、誠実に対応することが何よりも欠かせません。目先の利益のために安易な方法を取ると、かえって大きなリスクを招く可能性があります。ここでは、退職した後の保育園利用において、法的なリスクや倫理的な問題を避けるために必ず守るべき注意点を解説します。

    虚偽の就労証明は避ける

    保育園の利用を継続したい一心で、実態のない就労証明書を作成・提出することは避けるべきです。これは単なるルール違反ではなく、重大な結果を招く可能性があります。

    虚偽申告のリスク

    • 即時退園:虚偽が発覚した場合、多くの場合、保育園は即時退園となります。突然預け先を失うことになり、子どもや家族の生活に大きな影響が出ます。
    • 補助金の返還請求:自治体から支給されていた保育に関する給付費の返還を求められることがあります。
    • 法的措置:悪質なケースでは、自治体から詐欺罪として刑事告発される可能性もゼロではありません。

    形式的に開業届を提出しただけで、事業活動の実態がまったくない場合も、虚偽申告と見なされるリスクがあります。自治体は、必要に応じて就労実態の確認調査を行うことがあります。困難な状況であっても、正直に現状を伝え、認められる範囲で対策を講じることが、長期的に見て家族を守る最善の方法です。

    自治体の窓口に事前相談する

    会社を退職した後の保育園利用について、一番確実で安心な方法は、計画段階で自治体の保育担当窓口に事前相談することです。

    前述の通り、保育園の利用基準や「就労」の解釈は自治体によって運用が異なります。インターネット上の情報や他人の経験談が、自分の住む自治体にそのまま当てはまるとは限りません。

    相談のメリット

    • 正確な情報を得られる
    • 自身の状況(個人事業主、資産管理など)がどのように評価されるか確認できる
    • 必要な書類や手続きについて具体的に教えてもらえる

    相談時のポイント

    相談に行く際は、FIRE後の具体的な活動計画(事業内容、想定される労働時間など)を説明できるように準備しておくと、話がスムーズに進みます。匿名での相談を受け付けている場合もあるので、まずは電話で問い合わせてみるのもよいでしょう。

    確認すべき項目リスト

    • 個人事業主として認められるための要件
    • 最低就労時間の基準
    • 提出が必要な書類(開業届、確定申告書など)
    • 現在の点数とFIRE後の想定点数の変化

    事前に相談し、自治体の方針を正確に把握することが、トラブルを未然に防ぐ鍵となります。

    就労状況の変化は速やかに届け出る

    会社を退職したり、個人事業を開始したりと、保護者の就労状況に変化があった場合は、速やかに自治体に届け出る義務があります。これは、保育の必要性を再認定するために必要な手続きです。

    「届け出たら退園させられるかもしれない」と不安に思い、届出を怠ることは避けるべきです。届出を怠ったことが後に発覚した場合、虚偽申告と同様に、退園や補助金の返還といったペナルティの対象となる可能性があります。

    そして、正直に状況を届け出た上で、今後の対応について相談することが大事です。例えば、退職後すぐに求職活動中」として届け出ることで、一定期間の猶予が与えられます。その期間内に個人事業を開始するなどの対策を講じれば、スムーズに利用を継続できる可能性があります。

    誠実な対応を心がけることが、自治体との良好な関係を築き、結果的に自身や家族の立場を守ることにつながります。

    まとめ

    FIREで会社を退職した後の保育園利用は、子育て世帯にとって重要な課題ですが、正しい知識と計画的な準備があれば、対策は十分に可能です。

    重要なのは、居住中の自治体が定める「保育の必要性」の認定基準を正確に理解することです。その上で、自身の状況に合わせて以下を検討してみましょう。

    • 個人事業主として開業し、就労実態を作る
    • サイドFIREやバリスタFIREという形で、一定の就労を継続する
    • 就労要件の緩やかな認可外保育園や幼稚園に切り替える

    避けるべきは、実態のない就労証明を提出するなどの虚偽申告です。これは退園リスクだけでなく、法的な問題に発展する可能性もあります。

    もっと確実な方法は、FIRE計画の段階で自治体の窓口に事前相談し、自身のケースでどのような手続きが必要かを確認することです。

    保育園問題を理由にFIREという目標を諦める必要はありません。将来のライフプランと子どもの成長を見据え、現実的で最適な選択肢を見つけていきましょう。

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    監修
    高橋 明香
    • 高橋 明香
    • ファイナンシャルアドバイザー/CFP®認定者

    みずほ証券(入社は和光証券)では、20年以上にわたり国内外株、債券、投資信託、保険の販売を通じ、個人・法人顧客向けの資産運用コンサルティング業務に従事。2021年に株式会社モニクルフィナンシャル(旧:株式会社OneMile Partners)に入社し、現在は資産運用に役立つコンテンツの発信に注力。1級ファイナンシャル・プランニング技能士、一種外務員資格(証券外務員一種)保有。

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    執筆
    マネイロメディア編集部
    • マネイロメディア編集部
    • お金のメディア編集者

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