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IFAの手数料は高い?現役IFAが回答!知っておきたい仕組みや選び方を徹底解説

IFAの手数料は高い?現役IFAが回答!知っておきたい仕組みや選び方を徹底解説

資産運用2025/09/02

    無料相談:マネイロはSBI証券と提携しているIFA

    IFA(独立系ファイナンシャルアドバイザー)は、中立的な立場で投資や資産運用のアドバイスを行う存在として注目されています。

    しかし利用を検討する際に最も気になるのが「手数料はどのくらいかかるのか」「銀行や証券会社と比べて高いのか安いのか」という点です。

    本記事では、IFAの手数料の仕組み種類金融機関との違いを専門家視点でわかりやすく解説します。さらに、手数料を支払ってでもIFAを利用する価値がある人の特徴や、IFAを選ぶ際の注意点も紹介します。

    この記事を読んでわかること
    • IFAの手数料体系は、主に「コミッション型」と「フィーベース型」
    • IFAを利用するメリットは「中立的な商品提案が受けられる」「長期的な資産運用の伴走サポートがある」など
    • IFAを選ぶ時のチェックポイントは「手数料体系」「担当者の実績や相談体制」など


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    IFAの手数料とは?基本の仕組み

    IFAの手数料は、顧客が直接支払う相談料や顧問料と、金融商品の取引に伴い提携金融機関からIFAへ支払われる報酬の2つに分かれます。

    まずはIFAの役割について詳しく見ていきましょう。

    IFA(独立系ファイナンシャルアドバイザー)とは

    IFA(Independent Financial Advisor)は、特定の金融機関から独立した立場で、顧客の資産運用に関するアドバイスや金融商品の仲介を行う専門家です。

    彼らは「金融商品仲介業者」として、SBI証券などの金融商品取引業者と業務委託契約を結び、顧客に対して幅広い金融商品の中から最適な提案を行います 。

    ポイントの解説

    IFAの最大の特徴は、特定の組織に雇用されていない独立した事業体である点です。

    これにより、所属する会社の方針や営業目標(ノルマ)に縛られることが少なく、顧客の利益を最優先に考えた提案が可能であるとされています。

    また、従来の証券会社の担当者と異なり、転勤や異動がほとんどないため、顧客と一生涯にわたる長期的な信頼関係を築きやすい点も大きなメリットです。

    参考)FP(ファイナンシャルプランナー)との違い

    参考)FP(ファイナンシャルプランナー)との違い

    IFAは、金融商品取引業者に所属し、有価証券の売買に関する媒介や勧誘を行うための「外務員登録」が必要です。

    一方で、FP(ファイナンシャルプランナー)は一般的に、資産運用の計画やライフプランニングの相談が主な業務であり、金融商品の直接的な販売や仲介は行いません。

    IFAはFPの役割に加え、実際の金融商品の取引を顧客に代わって取り次ぐことも可能という点で違いがあります。

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    IFAが金融機関から得る報酬の仕組み

    IFAが受け取る報酬は、顧客が直接IFAに支払うのではなく、顧客が取引を行った提携先の金融機関(証券会社など)が受け取る手数料の一部が支払われる仕組みです。

    例えば、顧客がIFAを通じて証券会社の口座で株式や投資信託を取引すると、その際に発生した売買手数料信託報酬の一部が、業務委託契約に基づき証券会社からIFAへと支払われます。

    この仕組みにより、多くのIFAは顧客からの相談料を無料としつつ、専門的なサービスを提供することが可能になっています。

    ポイントの解説

    顧客が直接IFAに手数料を支払うわけではないため、費用の発生が見えにくい場合があります。取引コストの中にIFAへの報酬が含まれていると理解しておくと良いでしょう。

    IFAの手数料の種類

    IFAの手数料体系は、主に「コミッション型」と「フィーベース型」の2種類に大別されます。

    コミッション型は取引ごとに手数料が発生する従来のモデルで、フィーベース型は預かり資産の残高に応じて手数料が発生するモデルです。

    どちらの体系が適しているかは、投資家の取引スタイルやIFAに求めるサービスによって異なります。

    ①売買ごとに発生するコミッション型

    コミッション型は、金融商品の売買が成立するたびに手数料が発生する報酬体系です。顧客が株式や投資信託などを取引した際に証券会社へ支払う売買手数料の一部が、IFAの報酬となります。

    ②預かり資産残高に応じたフィーベース型

    フィーベース型は、顧客の預かり資産残高に、年率で一定の料率(例:0.5%~1.5%)を乗じて計算されるモデルです。

    この手数料には、定期的なポートフォリオの見直しや相談料が含まれることが多く、長期的なサポートの対価として支払われます。

    会社によって仕組みは異なる

    IFAの手数料体系は、コミッション型とフィーベース型が基本ですが、その具体的な仕組みや料金設定は所属するIFA法人によって大きく異なります。

    例えば、コミッション型を主軸としながらも、別途コンサルティング料顧問契約料を設定しているIFAも存在します。金融商品の売買に依存しない安定した収益基盤を確保し、より質の高いアドバイスを継続的に提供することを目的としています。

    また、フィーベース型においても、手数料率や計算方法、対象となるサービス範囲は一律ではありません

    そのため、IFAに相談する際は、どのタイミングで、どのような名目の費用が、いくら発生するのかを事前に詳細に確認し、十分に納得した上で契約することが極めて大切です。

    参考)SBI証券の場合

    SBI証券のIFAサービスは、提供されるサポートの範囲に応じて「IFAコース」と「IFAコース(プランA)」の2つのプランに分かれています 。   

    • IFAコース:主に顧客自身が取引を行うプランです。IFAに電話で相談することはできますが、実際の取引注文は顧客自身が行います 
    • IFAコース(プランA):IFAが電話や訪問を通じて手厚いサポートを提供し、顧客の注文を取り次ぐ「フルサポート型」のプランです   

    現物株式や信用取引の手数料は、約定代金に応じて段階的に設定されており、フルサポート型の「プランA」は、IFAコースよりも手数料が高くなる傾向にあります。

    一方で、投資信託に関しては、IFAコースとIFAコース(プランA)で手数料率に違いはありません。   

    SBI証券 IFAコース(プランA)の手数料例:現物/制度信用/無期限(一般)信用

    • 100万円以下:約定代金の1.150%(税込1.265%)。ただし、最低2500円(税込2750円)    
    • 100万円を超え500万円以下:約定代金の0.900%(税込0.99%)+2500円(税込2750円) 

    (参考:SBI証券|株・FX・投資信託・確定拠出年金・NISA


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    銀行・証券会社とIFAの手数料を比較

    金融商品を購入する際の手数料は、銀行や証券会社の窓口、IFAなど、どのチャネルを利用するかによって異なります。

    一見するとIFAの手数料は割高に感じるかもしれませんが、提供されるサービスの価値を含めたトータルコストで判断することが賢明です

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    同じ投資信託でも販売チャネルによる違い

    同じ投資信託であっても、購入する金融機関によって申込手数料が異なる場合があります。

    例えば、銀行の窓口では手数料がかかる一方、ネット証券や一部のIFAでは同じ商品が手数料無料(ノーロード)で提供されているケースも少なくありません。

    特に、SBI証券といったネット証券と提携しているIFAの場合、これらの証券会社が提供する低コストな商品を活用した提案を受けられる可能性があります。

    そのため、「IFA経由=手数料が高い」と一概に決めつけるのではなく、どの金融機関と提携し、どのような商品を扱っているかを確認しましょう。

    IFA経由と銀行窓口でのコストの差

    銀行窓口は、身近で相談しやすいという利便性がありますが、一般的に手数料は高めに設定されている傾向があります。これは、店舗運営人件費などのコストが販売手数料に反映されるためです。

    一方、IFAは独立した事業者であるため、運営形態はさまざまです。ネット証券と提携し、店舗を持たないことでコストを抑えているIFAもいれば、対面での手厚いコンサルティングを重視するIFAもいます。

    IFAに支払う手数料には、中立的な立場からの専門的なアドバイスや長期的なサポートといった付加価値が含まれています。

    単に手数料の安さだけで比較するのではなく、提供されるサービスの質や内容を吟味し、自身にとって価値があるかを判断することが大切です

    「表面の手数料」と「トータルコスト」に注意

    金融商品を選ぶ際には、購入時に支払う申込手数料のような「表面の手数料」だけに注目しがちですが、長期的な視点では「トータルコスト」を意識することが不可欠です。

    トータルコストには申込手数料のほかに、保有期間中に継続的に発生する信託報酬などの運用管理費用が含まれます。

    信託報酬は年率で表示されるため一見小さく見えますが、長期間保有するとその差は運用成果に大きく影響します。

    例えば、申込手数料が無料でも信託報酬が高い商品と、申込手数料はかかるが信託報酬が低い商品を比較した場合、長期的に見ると後者の方が有利になることもあります。

    ポイントの解説

    IFAに相談する際は、こうした目に見えにくいコストも含めたトータルコストで商品を比較検討し、長期的な視点で最適な提案を受けているかを確認しましょう。

    手数料を払ってでもIFAを利用するメリット

    専門家であるIFAに手数料を支払うことには、金融商品を購入する以上の価値があります。

    中立的な立場からの客観的なアドバイス、長期的な視点でのサポート、そして個々のライフプランに寄り添った総合的なコンサルティングを受けられるためです。

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    中立的な商品提案が受けられる

    IFAを利用する最大のメリットは、特定の金融機関の営業方針やノルマに縛られない、中立的な立場からのアドバイスを受けられる点です。

    銀行や証券会社の担当者は、自社の商品を優先的に提案する傾向がありますが、IFAは顧客の利益を第一に考え、幅広い選択肢の中から最適な商品を提案することが期待できます。

    この「中立性」は、顧客が自身の資産運用について納得のいく意思決定を行う上でとても重要です。

    手数料を支払うことは、販売側の都合ではなく、自分自身の目標達成に向けた客観的なアドバイスを得るための対価と考えることができます。

    長期的な資産運用の伴走サポート

    資産運用は、一度始めたら終わりではなく、長期にわたる継続的な管理が必要です。

    金融機関の担当者は数年で異動することが多く、その都度関係性を再構築する必要があります。IFAは原則として転勤がないため、同じ担当者が長期にわたってサポートを提供してくれます。

    ポイントの解説

    これにより、顧客のライフステージの変化や市場環境の変動に応じて、一貫性のあるアドバイスを受け続けることが可能です。

    退職、相続、お子様の進学といった人生の節目においても、信頼できるパートナーとして寄り添い、資産運用計画の見直しなどをサポートしてくれる存在は、非常に心強いと言えるでしょう。

    家計・ライフプランに合わせた総合アドバイス

    優れたIFAは、単に金融商品を提案するだけでなく、顧客の家計状況や将来のライフプラン全体を考慮した総合的なアドバイスを提供します。

    資産運用は、あくまでも人生の目標を達成するための手段の一つです。そのため、顧客の家族構成、収入、支出、将来の夢や目標などを丁寧にヒアリングし、それに基づいたオーダーメイドの資産運用プランを策定します。

    例えば、退職金の運用、教育資金の準備、相続対策など、個々の状況に応じた具体的な課題解決をサポートしてくれるでしょう。

    資産運用をライフプランニングの一部として捉え、包括的な視点からアドバイスを受けられる点は、IFAならではの大きなメリットです。

    IFAを選ぶ時の注意点とチェックリスト

    信頼できるIFAを選ぶことは、長期的な資産形成の成功につながります。手数料の透明性、担当者の専門性、そして何よりも自分との相性を慎重に見極めることが大切です。

    複数のIFAを比較検討し、納得のいくパートナーを見つけましょう。

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    手数料体系の透明性を確認する

    IFAを選ぶ上で、手数料体系が明確かつ透明であることは絶対条件です。どのようなサービスに対して、いつ、どれくらいの費用が発生するのかを具体的に確認しましょう。

    良いIFAは、手数料に関する質問に対して丁寧に説明し、顧客が十分に理解・納得できるまで対話に応じてくれます。

    注意点

    一方で、説明が曖昧であったり、複雑でわかりにくかったりする場合は注意が必要です。契約前には必ず書面で手数料に関する説明を受け、不明瞭な点がないか隅々までチェックしましょう。

    後々のトラブルを避けるためにも、費用の透明性は厳しく判断することが必要です。

    担当者の実績や相談体制をチェックする

    担当となるIFA個人の専門性や経験は、提供されるアドバイスの質に直結します。金融業界での経歴や保有資格(証券外務員資格は必須)、得意とする分野などを確認しましょう。

    特に、自分と似たような顧客層のサポート実績が豊富かどうかは重要な判断材料になります。

    また、契約後のサポート体制も必ずチェックすべき項目です。定期的な面談の頻度や、市場が急変した際の連絡体制、運用状況の報告方法など、継続的なコミュニケーションをどのように確保できるかを確認しておきましょう。

    長期的なパートナーとして信頼できるかどうかを見極める上で、相談体制の充実は欠かせません。

    無料相談や診断サービスを活用して比較する

    最終的にどのIFAを選ぶかを決める前に、複数のIFAが提供している無料相談を活用し、実際に担当者と話してみることをおすすめします。

    知識や実績だけではなく、長期的なパートナーシップを築く上では、担当者との相性が非常に重要です。

    無料相談の場では、以下の点を確認すると良いでしょう。

    • コミュニケーションのしやすさ:話しやすく、こちらの話を親身に聞いてくれるか
    • 説明のわかりやすさ:専門用語を多用せず、素人にも理解できるように説明してくれるか
    • 価値観の共有:資産運用に対する考え方や価値観が自分と近いか

    複数のIFAと面談することで、それぞれの特徴や担当者の人柄を比較でき、自分にとって最も信頼できるパートナーを見つけやすくなります。

    マネイロはSBI証券と提携しているIFA

    マネイロの特徴

    マネイロは、独立系ファイナンシャルアドバイザー(IFA)としてSBI証券と提携しています。

    SBI証券は国内トップクラスのネット証券であり、投資信託・株式・債券・NISA・iDeCoなど、多彩な商品を取り扱っています。

    マネイロはこの幅広い商品を活用しながら、中立的な立場から最適な資産運用の提案を行うことができます。

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    特徴①ネット証券のサポートが幅広く受けられる

    SBI証券と提携しているため、NISAやiDeCo、投資信託、外国株式まで、幅広い商品の中から最適な選択肢を提案できます。

    単なる販売ではなく、資産形成の目的に応じてどの商品がふさわしいかを一緒に考えられる点が特徴です。ネット証券を自分で使うのは不安、という方もIFAを通じてサポートを受けられるので安心です。

    特徴②投資金額に関係なく金融機関出身の担当者がつく

    マネイロでは、証券会社や銀行出身の経験豊富な担当者が、少額投資からまとまった資産運用まで一貫してサポートします。

    ポイントの解説

    一般的に金融機関では投資額の大きい顧客が優遇されがちですが、マネイロは投資金額にかかわらず専任担当者がつくため、誰でも質の高いアドバイスを受けられます。

    特徴③相談は何回でも無料

    マネイロのIFA相談は回数無制限で無料です。学資保険とNISAの比較や、老後資金の準備、家計全体の見直しなど、ライフステージに応じて何度でも相談できます。

    一度話を聞いて終わり」ではなく、長期的に伴走してくれる存在であることが大きな強みです。

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    まとめ

    IFAの手数料には、取引ごとに発生する「コミッション型」と、預かり資産残高に応じた「フィーベース型」が主流です。手数料を支払うことで、特定の金融機関に縛られない中立的なアドバイスや、担当者が変わらない長期的なサポートといった専門的な価値を得ることができます。

    信頼できるIFAを選ぶためには、手数料体系の透明性を確認し、担当者の実績や自分との相性を無料相談などで見極めることが大切です。

    自身の投資スタイルや目標に合った、最適な資産運用のパートナーを見つけましょう。

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    執筆・監修
    高橋 明香
    • 高橋 明香
    • ファイナンシャルアドバイザー/CFP®認定者

    みずほ証券(入社は和光証券)では、20年以上にわたり国内外株、債券、投資信託、保険の販売を通じ、個人・法人顧客向けの資産運用コンサルティング業務に従事。2021年に株式会社モニクルフィナンシャル(旧:株式会社OneMile Partners)に入社し、現在は資産運用に役立つコンテンツの発信に注力。1級ファイナンシャル・プランニング技能士、一種外務員資格(証券外務員一種)保有。

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