マネイロ

オルカン1本で十分?組み合わせるべき資産は?目的別の組み合わせと比率をIFAが解説

オルカン1本で十分?組み合わせるべき資産は?目的別の組み合わせと比率をIFAが解説

投資信託2026/07/24 (最終更新:2026/08/20)

    »あなたは資産運用するべき?合った運用を3分で診断 

    オルカンに投資しているけど、本当にこれ1本で大丈夫?」「もっと効果的な運用のために、他の資産と組み合わせたほうがよいのだろうか?」と、人気の投資信託「オルカン」の運用方法に悩んでいませんか。

    本記事では、オルカンと他の資産を組み合わせるメリットや、目的別の具体的なポートフォリオ例を投資のプロがわかりやすく解説します。自身の投資戦略を見直すきっかけにしてください。

    ※本記事における「オルカン」とは、eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)を指します。
    ※「オルカン」は、三菱UFJアセットマネジメント株式会社の登録商標です。
    ※本記事では、特定の商品名ではなく、全世界の株式を主な投資対象とする投資信託を総称して「全世界株式型投資信託」「オルカン」と表記します。

    この記事を読んでわかること
    • オルカン1本では米国株への集中リスクがあり、暴落時に大きく値下がりする可能性がある
    • より高いリターンを狙うなら成長株、リスクを抑えるなら債券や金、定期収入なら高配当株との組み合わせが有効
    • S&P500との組み合わせは投資対象が重複するため分散効果が薄い点に注意が必要


    投資信託の選び方・運用法が気になるあなたへ

    マネイロでは、資産運用の不安を解消するために、さまざまなツールを無料でご提供しています。

    3分投資診断:iDeCoやNISAなど、相性の良い資産運用がわかる

    事例付きで株価暴落対策が学べる:スマホで簡単!30分の無料セミナー

    ファンドアナリストが語る2026年の投資信託選び:投資信託選びを解説するWebセミナー

    オルカン1本はNG?組み合わせが必要なケース

    オルカン」の愛称で知られるeMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)は、1本で世界中の株式に投資できるため、NISAの投資先として絶大な人気を誇ります。

    しかし、全世界株式型投資信託への投資だけで本当に安心なのでしょうか。特定のケースでは、他の資産と組み合わせることで、より安定した資産形成が期待できます。

    ケース①効果的な分散投資を行いたい

    オルカンは全世界の株式に投資するファンドですが、当該ファンドの構成比を見ると米国株式が全体の約6割を占めています。これは、構成銘柄の時価総額に応じて投資比率を決める「時価総額加重平均」という方式を採用しているためです。

    結果として、米国市場の動向にパフォーマンスが左右されることになり、「全世界」という名称からイメージされるほど地域分散が効いているわけではありません。

    より効果的な分散投資を目指すのであれば、米国以外の地域(例えば日本や新興国)の株式や、株式とは異なる値動きをする債券などの資産を意図的にポートフォリオに加えることが有効です。

    ケース②暴落リスクに備えたい

    全世界株式型投資信託は株式100%で構成される投資信託であるため、市場の暴落時には価格が下落するリスクを伴います。過去の「トランプ・ショック」や近年の市場の乱高下でも、全世界株式型投資信託の基準価額は短期間で15%以上下落する場面がありました。

    ポイントの解説

    長期的に見れば市場は回復する可能性が高いものの、下落局面での精神的な負担は軽くありません。暴落時の資産の目減りを和らげるためには、株式とは異なる値動きをする資産を組み合わせることが有効です。

    例えば、経済の先行きが不透明な局面で買われやすい金(ゴールド)や、一般的に株式よりも値動きが穏やかな債券などをポートフォリオに加えることで、下落リスクに対する備えとなります。

    組み合わせるかどうかは投資目的などに応じて判断

    全世界株式型投資信託に他の資産を組み合わせるべきかどうかは、最終的に個人の投資目的目標金額運用期間、そしてリスク許容度によって決まります。画一的な「正解」はありません

    例えば、30年以上の長期運用で積極的な資産成長を目指すのであれば、短期的な価格変動を許容し、全世界株式型投資信託1本で運用を続けることも1つの有効な戦略です。

    一方で、10年後に教育資金として使う予定がある、あるいは価格の下落には耐えられないと感じる場合は、債券などを組み合わせてリスクを抑えるべきでしょう。

    まずは自身の投資のゴールを明確にし、どの程度のリスクなら受け入れられるかを考えた上で、資産配分を決定することが欠かせません。

    オルカンに組み合わせるべき資産と比率【目的別】

    全世界株式型投資信託を軸にしつつ、自身の投資目的に合わせて他の資産を組み合わせることで、より自分に合ったポートフォリオを構築できます。

    ここでは、「攻め」「守り」「分配金」という3つの目的別に、おすすめの組み合わせ資産と比率の考え方を紹介します。

    攻めの組み合わせ:さらに高いリターンを狙う

    オルカンに加えて、より積極的な運用を検討したい場合は、特定のセクターや地域に投資するファンドを組み合わせる方法もあります。ただし、特定のセクターや地域に投資するファンドは、全世界株式型の投資信託と比べて値動きが大きくなる場合があります。

    また商品によっては購入時手数料がかかる場合や、信託報酬などの費用が相対的に高くなることがあります。

    世界の成長株ファンド

    革新的な技術やビジネスモデルを持つグロース企業に投資するファンドです。こうした企業に投資することで、より高いリターンを目指すこともできますが、特定の企業や業種への投資比率が高くなる場合があり、全世界株式型の投資信託と比べて値動きが大きくなる可能性があります。

    新興国株式ファンド

    全世界株式型の投資信託にも新興国株式は含まれますが、投資比率は限定的です。インドやその他アジア諸国など、新興国への投資比率を高めることで、より積極的な運用を目指す方法もあります。ただし、新興国株式は、政治・経済情勢、為替変動、市場の流動性などの影響を受けやすく、値動きが大きくなる傾向があります。

    特定テーマのファンド

    NASDAQ100やFANG+のように米国のハイテク・大型IT企業に特化した指数に連動するファンドや、半導体、AIといった特定のテーマに沿ったファンドを組み合わせる方法もあります。ただし、特定の国・業種・テーマに投資対象が偏るため、市場環境によっては大きく値下がりする可能性があります。

    比率の目安としては、ポートフォリオの10%〜20%程度をこれらの「攻め」の資産に振り分けるのが一般的です。リスクが高まる分、全体のバランスを見ながら慎重に比率を調整しましょう。

    守りの組み合わせ:暴落・インフレリスクに備える

    株式市場の大きな変動や、インフレによる資産価値の目減りに備えたい場合は、「守り」の資産を組み合わせるのが効果的です。守りの資産とは、株式とは異なる値動きをする傾向があるものを指します。

    金(ゴールド)

    金は「有事の金」とも呼ばれ、金融市場が不安定な局面で資金の逃避先として買われる傾向があります。株式市場が下落する際に価格が上昇することがあり、ポートフォリオ全体の値下がりを抑制する効果が期待できます。

    一方、金自体にも価格変動リスクがあり、投資タイミングや市場環境によっては値下がりする可能性があります。

    債券

    国や企業が発行する債券は、一般的に株式よりも値動きが穏やかです。満期まで保有した場合、発行体に債務不履行が生じなければ、原則として額面金額で償還されるため、安定した収益が見込めます。

    ただし、途中売却時には金利変動等により価格が変動するほか、発行体の信用リスクや、外貨建債券の場合には為替変動リスクにも注意が必要です。

    比率の目安としては、ポートフォリオの10%〜30%程度をこれらの「守り」の資産に配分する考え方もありますが、適切な比率は、投資目的、運用期間、リスク許容度によって異なります。

    例えば、全世界株式90%とゴールド10%を組み合わせたシミュレーションでは、リターンをほぼ維持したままリスク(価格変動のブレ)を低減できたというデータもあります。

    過去のデータに基づくシミュレーションの一例であり、将来の運用成果やリスク低減効果を示唆・保証するものではありません。

    分配金を期待する組み合わせ:定期的な受け取りを目指す

    資産を増やすこと(キャピタルゲイン)だけでなく、運用しながら定期的にお金を受け取りたい(インカムゲイン)というニーズがある場合は、分配金を目的とした資産を組み合わせることも選択肢の1つです。

    高配当株ファンド

    配当利回りが高い企業の株式に投資するファンドです。相対的に配当利回りの高いファンドを組み入れることで、定期的な分配金の受け取りが期待できます。

    REIT(不動産投資信託)

    オフィスビルや商業施設などの不動産に投資し、賃料収入などを投資家に分配する商品です。一般的に株式よりも高い分配金利回りが期待できます。

    注意点

    ただし、分配金を受け取ると、その分再投資に回る資金が減るため、長期的な資産の成長スピードは緩やかになる(複利効果が薄れる)点には注意が必要です。また、分配金の額や支払いの有無は、投資対象の収益状況や市場環境、ファンドの運用状況等によって変動し、保証されるものではありません。


    投資信託の選び方・運用法が気になるあなたへ

    マネイロでは、資産運用の不安を解消するために、さまざまなツールを無料でご提供しています。

    3分投資診断:iDeCoやNISAなど、相性の良い資産運用がわかる

    事例付きで株価暴落対策が学べる:スマホで簡単!30分の無料セミナー

    ファンドアナリストが語る2026年の投資信託選び:投資信託選びを解説するWebセミナー

    オルカンと組み合わせるべきでない資産:避けたい組み合わせ

    オルカンと他の資産を組み合わせる際には、分散投資の効果を損なってしまう「悪い組み合わせ」も存在します。

    良かれと思って追加した資産が、かえってリスクを高めてしまうケースもあるため注意が必要です。

    S&P500との併用は分散効果が薄い

    全世界株式型とS&P500に連動する投資信託は、どちらもNISAで人気の高い商品ですが、この2つを組み合わせることはあまりおすすめできません。なぜなら、両者の投資対象が重複しているためです。

    ポイントの解説

    全世界株式型投資信託の構成資産の約6割は米国株式であり、米国株式の中身はS&P500に採用されているような大型株が中心です。そのため、全世界株式型投資信託S&P500を両方保有しても、実質的には米国株への投資比率をさらに高めるだけで、地域分散の効果はほとんど得られません。

    万が一、米国市場が下落するような事態になれば、どちらのファンドも同じように値下がりし、ポートフォリオ全体で損失を被る可能性があります。

    分散投資の観点からは、米国以外の国や、株式以外の資産を組み合わせることも選択肢の1つと考えられます。

    同じ地域・セクターへの過度な集中

    S&P500との組み合わせと同様に、特定の地域やセクターに投資が集中しすぎる組み合わせも避けるべきです。

    例えば、全世界株式型投資信託に加えて米国のハイテク株に特化したファンド(NASDAQ100連動ファンドなど)を高い比率で保有すると、ポートフォリオ全体が米国のハイテク企業の業績に強く依存することになります。

    成長局面ではリターンを期待できますが、逆にハイテクセクターが不調に陥った場合、資産全体が打撃を受けることになります。

    分散投資の基本は、異なる値動きをする資産を組み合わせることでリスクを平準化することです。

    組み合わせを検討する際は、追加する資産が全世界株式型投資信託とどのような相関関係にあるのか、ポートフォリオ全体のバランスが特定の国や業種に偏りすぎていないかを確認することが肝となります。

    組み合わせる際に検討したい商品の特徴

    オルカンと組み合わせる資産を選ぶ際には、それぞれの商品の特徴を理解することが必須です。

    ここでは、代表的な選択肢である「投資信託」と「低リスクの金融商品」について、商品の特徴と選び方のポイントを解説します。

    投資先や運用スタイルが異なる投資信託

    全世界株式型投資信託との分散効果を高めるためには、投資対象の地域や資産クラス運用スタイルが異なる投資信託を選ぶことが有効です。

    例えば、国内外の株式、債券、REIT(不動産投資信託)など複数の資産に分散投資するバランスファンドは、全世界株式型投資信託(株式100%)に比べてリスクが抑えられており、相場下落時の影響を和らげる効果が期待できます。

    また、全世界株式型投資信託は市場平均(インデックス)に連動することを目指すインデックスファンドですが、市場平均を上回るリターンを目指すアクティブファンドを組み合わせるという選択肢もあります。

    参考)インデックスファインドとアクティブファンド

    投資信託は、運用方針によって「インデックスファンド」と「アクティブファンド」の2種類に分けられます。

    インデックスファンド

    日経平均株価やS&P500、全世界株式型が連動を目指すMSCI ACWIといった特定の株価指数と同じような値動きをすることを目指すファンドです。

    市場全体に投資するスタイルで、運用コストが低いのが特徴です。

    アクティブファンド

    ファンドマネージャーと呼ばれる専門家が独自の調査や分析に基づいて銘柄を選定し、インデックスを上回るリターンを目指します。

    専門家が運用するため信託報酬(手数料)は高くなる傾向がありますが、市場平均以上の成果が期待できる可能性があります。

    全世界株式型(インデックスファンド)を軸に、特定の分野で高い成長が期待できるアクティブファンドを組み合わせることで、コストを抑えつつ、プラスアルファのリターンを狙うといった戦略も可能です。

    債券など、異なる値動きの資産

    全世界株式型投資信託は、主に株式に投資するため、価格変動リスクがあります。ポートフォリオ全体の値動きを抑えたい場合は、株式とは異なる値動きをする傾向がある資産を組み合わせる方法もあります。

    代表的な資産の一つが債券です。

    債券は、国や企業が資金を調達するために発行する有価証券です。満期まで保有した場合、発行体に債務不履行が生じなければ、原則として額面金額で償還され、利子を受け取ることができます。

    ただし、途中売却する場合は金利変動等により価格が変動するほか、発行体の信用リスクや、外貨建債券の場合には為替変動リスクにも注意が必要です。

    ポイントの解説

    債券は、株式とは値動きの傾向が異なるため、全世界株式型投資信託と組み合わせることで、資産全体の値動きを抑える効果が期待されます。中でも、信用力の高い国債などは、株式中心のポートフォリオに組み合わせる選択肢となります。ただし、債券であっても価格変動や信用リスクがあり、元本が保証されるものではありません。

    また、貯蓄型保険も選択肢の1つです。

    保障機能を重視する場合には、貯蓄性のある保険を検討する方法もあります。ただし、保険関係費用や解約控除等があり、早期解約時には解約返戻金が払込保険料総額を下回る可能性があります。

    【無料相談】組み合わせに悩んだ時はマネイロへ

    マネイロは相談から運用サポートまで無料

    「自分に合った組み合わせがわからない」「どの商品をどのくらいの比率で持てばよいか判断できない」という人は、ぜひマネイロの無料オンライン相談をご活用ください。

    家計管理・資産運用のプロであるファイナンシャルアドバイザーが、一人ひとりの状況やリスク許容度、投資目的に合わせて、特定の金融機関に所属しない立場から、お客様一人ひとりの状況やご意向に合ったポートフォリオをご提案します。

    マネイロの相談サービスには、以下のような特徴があります。

    • 相談は何度でも無料
    • オンラインで全国どこからでも相談可能
    • 相談者からの依頼がない限り、マネイロからの取引の勧誘はなし

    自身の資産形成をより確かなものにするためにも、まずはお気軽にご相談ください。

    オルカンを組み合わせたポートフォリオ例【年代別】

    最適なポートフォリオは、年齢やライフステージによっても変わります。

    ここでは、「30代」と「50代」を例に、オルカンを組み込んだ具体的なポートフォリオの考え方を紹介します。

    30代:リスク許容度に応じて成長性も意識する

    30代は、老後までの運用期間を比較的長く取りやすい年代です。運用期間が長い場合は、短期的な値動きに過度に左右されず、株式などを組み入れた成長重視のポートフォリオを検討する方法が考えられます。

    投資では成長を重視しつつ、異なる運用戦略を採用。保険を活用して万一のリスクに備えながら、将来の資金準備も可能に。

    50代:資産を守りながら運用

    50代は退職が視野に入ってくる年代であり、これまでに築いた資産を「守りながら」着実に運用することが重要になります。リスクを抑えつつ、安定的な成長を目指すバランスの取れたポートフォリオが求められます。

    組み合わせを決める前に確認すべき3つのポイント

    全世界株式型投資信託と他の資産の組み合わせを考える際には、やみくもに商品を選ぶのではなく、まず自身の状況を整理することが大切です。

    ここでは、ポートフォリオを構築する前に確認すべき3つの重要なポイントを解説します。

    自分のリスク許容度を把握する

    リスク許容度とは、資産運用において一時的に資産が減少した場合に、どの程度の損失までなら心理的・経済的に耐えられるかという度合いのことです。

    もし株価が暴落した時に、「夜も眠れないほど不安になる」「すぐに売却したくなる」と感じるようであれば、リスク許容度は低いと考えられます。その場合は、株式の比率を抑え、債券などの安定資産の割合を高めるべきです。

    逆に、長期的な視点で価格変動を受け入れられるのであれば、株式比率を高めにして積極的なリターンを狙うことも可能です。

    自身の性格や資産状況を踏まえ、どの程度の値動きなら冷静でいられるかを事前に考えておくことが、長期的な資産形成を成功させる鍵となります。

    投資目的を明確にする

    何のために資産運用を行うのか、運用の目的を明確にすることも大事です。目的によって、目標金額や運用期間、そして取るべきリスクの大きさが変わってきます。

    例えば、目的が「30年後の老後資金」であれば、長期的な視点で、株式などを組み入れた成長重視のポートフォリオを検討する方法があります。

    一方、「10年後の子どもの教育資金」であれば、必要な時期に資産が目減りしている事態は避けたいため、安定性を重視した運用が求められます。

    いつまでに」「いくら」必要なのかを具体的にすることで、それに合わせた資産配分を考えることができます。目的が曖昧なままでは、適切なポートフォリオを組むことは困難です。

    リバランスの手間を考慮する

    複数の金融商品を組み合わせて運用する場合、「リバランス」というメンテナンス作業が必要になることを念頭に置く必要があります。

    リバランスとは、資産価格の変動によって崩れた資産配分の比率を、当初の目標比率に戻す作業のことです。

    ポイントの解説

    例えば、「株式50%・債券50%」で始めたポートフォリオが、株価の上昇によって「株式60%・債券40%」になった場合、意図せずリスクの高い状態になっています。そこで、値上がりした株式の一部を売却し、売却資金で債券を買い増すことで、元の比率に戻します。

    この作業を定期的(例えば年に1回)に行うことで、リスクをコントロールし続けることができます。しかし、複数の商品を管理し、売買を行う手間がかかることも事実です。

    もし、こうした手間を避けたいのであれば、1本で複数の資産に分散投資してくれるバランスファンドなどを選ぶのも1つの方法です。

    オルカンの組み合わせに関するよくある質問

    Q. オルカン単体では不十分?

    全世界株式型単体でも、全世界の株式に低コストで分散投資ができるため、優れた投資商品です。20年以上の長期的な視点で資産形成を目指す場合、全世界株式型投資信託1本でも十分な成果が期待できます。

    ただし、構成比の約6割が米国株であるため、米国市場への依存度が高いという特徴があります。

    より効果的な地域分散を図りたい場合や、株式市場の暴落リスクを和らげたい場合には、他の資産との組み合わせが有効です。

    Q. 組み合わせの比率はどう決める?

    組み合わせの比率は、年齢、投資目的、運用期間、リスク許容度、資金使途などによって異なります。

    一般的には、運用期間を長く取れる場合は株式などの比率を高めにする考え方がある一方、退職が近い場合や使う時期が決まっている資金については、債券など値動きが相対的に小さい資産を組み合わせる方法もあります。

    自身の状況に合わせて調整することが大事です。

    Q. リバランスはどのくらいの頻度で行う?

    リバランスの頻度に決まったルールはありませんが、一般的には「年に1回」など、定期的に行うのが分かりやすい方法です。

    年末や自身の誕生日など、忘れにくいタイミングを決めておくとよいでしょう。

    あるいは、資産配分が目標から一定以上(例えば5%以上)ずれた場合にリバランスを行うという方法もあります。

    頻繁に行いすぎると手間がかかるため、自身が続けやすいルールを設定することが大切です。

    まとめ

    オルカンは、1本で世界中の株式に分散投資できる一方、主な投資対象は株式であるため、市場環境によっては基準価額が大きく下落する可能性があります。

    資産全体の値動きを抑えたい場合や、分配金の受け取りを意識したい場合などは、投資目的やリスク許容度に応じて、債券、金、REIT、高配当株ファンドなど、異なる特徴を持つ資産を組み合わせる方法もあります。

    本記事で紹介した組み合わせ例を参考に、自身に合ったポートフォリオを構築し、長期的な視点で資産を育てていきましょう。

    オルカンとの相性の良い組み合わせは、自身の老後資金の不足額やリスク許容度によって異なります。まずは自身の状況を客観的に把握することから始めてみませんか。 

    »老後資金の不足リスクとあなたに合う運用方法を3分で診断


    投資信託の選び方・運用法が気になるあなたへ

    マネイロでは、資産運用の不安を解消するために、さまざまなツールを無料でご提供しています。

    3分投資診断:iDeCoやNISAなど、相性の良い資産運用がわかる

    事例付きで株価暴落対策が学べる:スマホで簡単!30分の無料セミナー

    ファンドアナリストが語る2026年の投資信託選び:投資信託選びを解説するWebセミナー

    ご留意事項

    • 本記事は一般的な情報提供を目的として作成したものであり、特定の金融商品の取引を勧誘するものではありません。
    • 本記事の内容は記事公開時または更新時点の情報に基づいています。制度・法令・税制等の変更により、現在の情報と異なる場合があります。
    • 本記事の内容の正確性、完全性、最新性を保証するものではなく、予告なく変更または更新する場合があります。
    • 投資に関する最終的な判断は、ご自身の責任とご判断のもとで行っていただきますようお願いいたします。

    オススメ記事

    監修
    高橋 明香
    • 高橋 明香
    • ファイナンシャルアドバイザー/CFP®認定者

    みずほ証券(入社は和光証券)では、20年以上にわたり国内外株、債券、投資信託、保険の販売を通じ、個人・法人顧客向けの資産運用コンサルティング業務に従事。2021年に株式会社モニクルフィナンシャル(旧:株式会社OneMile Partners)に入社し、現在は資産運用に役立つコンテンツの発信に注力。1級ファイナンシャル・プランニング技能士、一種外務員資格(証券外務員一種)保有。

    記事一覧

    執筆
    鶴田 綾
    • 鶴田 綾
    • ファイナンシャルアドバイザー

    福岡女学院大学・人文学部英語学科卒。卒業後、日本郵便株式会社にてリテール営業に従事。投資信託や生命保険の販売では商品分析を得意とし、豊富な商品知識を持つ。現在はこれまでの金融商品の知識を生かし、Instagramを中心に、SNSにて資産運用のはじめ方や資産形成のコツについて積極的に情報発信をしている。一種外務員資格(証券外務員一種)、保険募集人資格などを保有。

    一覧へもどる