ネット証券の意外な5つのデメリットとは?店舗型証券との違い・リスクと対策を解説
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「ネット証券をおすすめされたけれど、デメリットはある?」と投資を始める上でネット証券を検討している人も多いのではないでしょうか。
ネット証券とはインターネットを通して投資信託や株式などの取引サービスを行う証券会社のことをいいます。
投資初心者でも気軽に始めやすいメリットがある一方で、担当者がつかないため、運用に関して悩んだ時にすべて自分で判断する必要があります。
本記事では「ネット証券のデメリットを知りたい」という人に向けて、ネット証券の特徴、店舗型(対面型)との違い、自分に合った金融機関の選び方について元金融機関出身のファイナンシャルアドバイザーが徹底解説します。
- ネット証券のデメリットは「担当者からアドバイスを受けられない」「注文ミスをしても自己責任」など
- ネット証券が向いている人は「商品選びや売買タイミングなどすべて自分で判断したい人」
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ネット証券の意外な5つのデメリット
インターネットを通じて株式や投資信託などの金融商品の売買ができる証券会社のこと
自宅で手軽に投資を始められることや、証券会社によってはポイント還元などの特典がある点が魅力です。一方で、対面サポートが受けられないなどのデメリットもあります。
ネット証券と店舗型の証券会社、それぞれの特徴を理解し、自分に合った金融機関を選びましょう。
① 証券会社の担当者からアドバイスを受けられない
店舗型の証券会社では、担当者がついて投資のアドバイスを受けることができます。一方、ネット証券は基本的に自分で情報を集め、判断しなければなりません。疑問点がある場合は、チャットやメールサポートを利用することになります。
対面でのサポートを重視する人には、ネット証券は向いていないかもしれません。
② 管理画面の操作
ネット証券では、投資商品の売買をすべて自分で行うため、マイページの操作に慣れる必要があります。特に、初めて利用する人にとっては、画面の見方や操作方法がわかりにくく感じることもあるでしょう。
操作ミスを防ぐためにも、事前に使い方を確認し、慎重に取引を進めることが大切です。
③ 注文ミスをしても自己責任
ネット証券では、注文ミスをしても基本的に自己責任となります。取り消しが可能な時間内であれば修正できますが、一度約定するとクーリングオフの適用はありません。そのため、取引の際は注文内容をしっかり確認し、慎重に操作することが重要です。
④ セキュリティリスク
ネット証券では、ログインIDやパスワードの管理がすべて自己責任となります。不正アクセスやフィッシング詐欺などのリスクもあるため、強固なパスワードを設定し、定期的に変更するなど、セキュリティ対策を徹底しましょう。
⑤ システム障害や通信環境の影響を受ける
インターネット環境を利用するネット証券では、システム障害や通信トラブルが発生すると、思うように取引ができなくなる可能性があります。
特に短期間で売買を繰り返す人にとっては、予期せぬトラブルによる影響が大きくなるため、事前に通信環境を整え、利用する証券会社のシステム稼働状況もチェックしておきましょう。
主要ネット証券の比較|デメリットを考慮した選び方
ネット証券を選ぶ際は、自分の投資スタイルや目的に合った証券会社を選ぶことが大切です。
まず、自分が投資したい商品が取り扱われているかを確認します。投資信託、ETF、個別株、債券など、金融機関によって取り扱い商品が異なるため、事前にチェックすることが大切です。
また、アプリや取引ツールの使いやすさも重要なポイントです。操作性や画面の見やすさ、注文のしやすさを確認し、特にスマホで手軽に取引できるかどうかも考慮すると良いでしょう。
次に、サポート体制の充実度も確認しておきましょう。ネット証券は基本的に自分で取引を進める必要がありますが、チャットや電話でのサポートが充実している証券会社を選べば、万が一の際も安心です。
投資に関する情報提供が充実しているかどうかも、初心者にとっては大切なポイントになります。
自分の投資目的やライフスタイルに合わせて、取扱商品やサポート体制、使いやすさを総合的に判断し、最適なネット証券を選びましょう。
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ネット証券と店舗型証券の比較
投資を始める際、ネット証券と店舗型証券のどちらを選ぶべきか迷う人は多いでしょう。
ネット証券は、店舗型と比べて取扱商品が多く、24時間いつでも取引ができる点が魅力です。
一方、店舗型証券は対面で担当者と相談しながら取引できるため、初心者でも安心して投資を始められます。それぞれのメリット・デメリットを理解し、自分に合った証券会社を選びましょう。
店舗型(対面型)証券の特徴とメリット・デメリット
店舗型証券では、担当者と直接相談しながら投資ができるため、初心者でも安心して資産運用を始められます。ただし、取扱商品は証券会社ごとに異なり、事前に確認が必要です。
また、相談は営業時間内に限られるため、忙しい人にはやや不便に感じるかもしれません。口座開設も対面での手続きが必要な場合があります。
店舗型(対面型)証券は窓口での手厚いサポートを希望する人には向いているといえるでしょう。
ネット証券の特徴とメリット・デメリット
ネット証券は店舗型証券に比べて取扱商品が豊富であり、24時間いつでも取引できる利便性の高さが魅力です。口座開設や投資商品の売買はすべてオンラインで完結し、チャットやメールでのサポートも受けられます。
さらに、店舗型証券と比べて少額から投資を始められるのも魅力のひとつです。
ただし、銘柄選びや売買のタイミングなどはすべて自己判断となるため、サポートなしで投資を進める自信がない場合は注意が必要です。
ネット証券が向いている人
ネット証券は投資を少額から気軽に始めたいと考える人、幅広い商品から選びたい人、銘柄やその後の売買のタイミングなど、すべて自分で判断したい人におすすめです。また、コストをできる限り抑えたいという人にも向いています。
ただし、証券会社によって、取扱銘柄や手数料が異なるため、事前に比較検討するようにしましょう。
店舗型証券が向いている人
ネット証券は気軽に始められる反面、投資の判断をすべて自分で行う必要があります。そのため、「投資初心者で基本知識を教えてほしい」「専門家と相談しながら投資を進めたい」と考える人には、店舗型証券が向いています。
店舗に行けば、口座開設から銘柄選び、投資の基礎知識まで丁寧なサポートを受けられます。
しかし、口座開設後に取引が始まると、多くの場合は電話対応が中心となります。さらに、投資金額によっては専任の担当者がつかないこともあるため、事前に確認しておくことが大切です。
店舗型証券も実は担当者がつかない?
店舗型証券は対面でのサポートが魅力ですが、すべての利用者に担当者がつくとは限りません。一般的に、投資金額が多い人ほど優先的に担当者が割り当てられるため、少額投資の場合はサポートが受けられない可能性もあります。
手厚いサポートを希望する場合は、事前に確認しておくと安心です。
ネット証券によってはIFAの利用が可能
気軽にスタートできるネット証券ですが、投資経験がない初心者にとっては不安も大きいでしょう。そこで頼りになるのが、IFA(独立系ファイナンシャルアドバイザー)です。
IFAは金融の専門知識を持ったプロフェッショナルで、金融機関から独立しており、証券会社の営業スタイルやノルマに縛られることなく、中立的にアドバイスをしてくれるため、安心して利用できるでしょう。
ネット証券の中には、IFAのサポートを受けられるところもあるため、投資初心者は活用を検討すると良いでしょう。
IFAによってサポート範囲は異なる
IFAは金融のプロですが、投資金額によっては担当者がつかない場合もあります。また、提供できるサポート範囲はIFAごとに異なるため、「どこまで相談できるのか?」を事前に確認しておくことが大切です。
相談したい内容に合ったIFAを選び、資産運用をスムーズに進めましょう。
担当者にいつでも相談ができるマネイロがおすすめ
マネイロは、働く世代向けの資産運用・お金の相談サービスです。
マネイロには、銀行や証券会社など金融機関出身のIFA(独立系ファイナンシャルアドバイザー)が多数在籍しており、中立的な立場でアドバイスを提供します。
一般的な銀行や証券会社とは異なり、一人ひとりに専任の担当者がつくため、口座開設から銘柄選び、その後の運用までしっかりサポートします。
特徴①中立的な立場でアドバイスができるIFA
IFAは、特定の証券会社や銀行に属さず、独立した立場でアドバイスを提供する金融のプロフェッショナルです。そのため、特定の金融商品を強引に勧められる心配もなく、個人の資産状況や投資目的に応じた最適なアドバイスを受けられます。
「どの投資先が自分に合っているかわからない…」という人も、IFAであるマネイロコンシェルに相談しながら、納得のいく投資判断が可能です。
特徴②ネット証券のサポートが充実
ネット証券は取扱商品が豊富でコストを抑えて投資ができるメリットがあります。しかし、「投資の相談ができる担当者がいないのでは?」と不安に感じる人もいるでしょう。
ネット証券では、口座開設に関する不明点はチャットやメールでサポートしているものの、運用後の悩みについてはサポートが手薄なケースが多いのが現状です。
マネイロなら、ネット証券の口座開設から銘柄選びのアドバイス、運用後のサポートまで無料で対応可能です。投資初心者でも、プロと一緒に安心して資産運用を続けられます。
また、マネイロはSBI証券と提携しているため、ネット証券を始めつつ、プロの運用サポートがあるため安心して始められます。
特徴③オンラインでどこにいても相談が可能
ネット証券の魅力は、時間や場所を選ばずに取引ができる点です。マネイロならIFAへの相談もオンラインで可能なため、対面での手続きが不要です。
忙しい人でも、自分の都合に合わせて資産運用を進められます。
特徴④口座開設後の運用もサポート
口座を開設したものの、「どの銘柄を選べば良いのか分からない」「運用を続けていくうちに不安が出てきた」という人は少なくありません。
マネイロでは、口座開設後も専任の担当者が投資のフォローを継続的に行っています。投資初心者でも、運用の方向性を見直しながら続けられます。
一人で投資を続けるのが不安な人にとって、心強いサポートが受けられるでしょう。
まとめ
ネット証券と店舗型証券にはそれぞれメリット・デメリットがあり、金融機関ごとにサポート範囲も異なります。そのため、自分が重視したいポイントや受けたいサポート内容を事前に確認することが大切です。
「どの証券会社を選ぶべきか迷っている」「運用の相談をしながら投資を続けたい」と考えている人には、IFAに相談できるマネイロの活用がおすすめです。
寄り添ってアドバイスをしてくれる担当者とともに、自分に合った投資スタイルを見つけて、ライフプランに沿った資産形成を進めていきましょう。
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監修
高橋 明香
- ファイナンシャルアドバイザー/CFP®認定者
みずほ証券(入社は和光証券)では、20年以上にわたり国内外株、債券、投資信託、保険の販売を通じ、個人・法人顧客向けの資産運用コンサルティング業務に従事。2021年に株式会社モニクルフィナンシャル(旧:株式会社OneMile Partners)に入社し、現在は資産運用に役立つコンテンツの発信に注力。1級ファイナンシャル・プランニング技能士、一種外務員資格(証券外務員一種)保有。
執筆
田中 友梨
- ファイナンシャルアドバイザー
筑紫女学園短期大学卒業後に株式会社三井住友銀行に入行。リテール営業に従事し、卓越した成績を残す。24歳で2年間銀行を休職し青年海外協力隊員としてフィリピンでボランティアをするなど異色の経歴を持つ。受賞歴多数。現在は金融IT企業で個人向け資産運用のコンサルティング業務を行う。老後資金の準備や相続の相談などを得意とし自身の投資歴20年以上。一種外務員資格(証券外務員一種)を保有。