

【2026年6月最新】日銀利上げで個人向け国債はどうなる?金利への影響と今後の選び方
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2026年6月、日本銀行は追加利上げに向けた観測が急速に高まっています。市場では6月16日の金融政策決定会合での政策金利を1%に利上げすることが決定となりました。
こうした金利上昇局面で注目を集めているのが「個人向け国債」です。元本の安全性が⽐較的⾼いとされ、また、変動10年では市場⾦利の動向に応じて適⽤利率が⾒直される仕組みを持ちます。
そのため、安全に資産を置いておきたい層からの関心が急激に高まっています。
本記事では、日銀の利上げが個人向け国債に与える影響と、今どの種類を選ぶべきかをわかりやすく解説します。
- 日銀の利上げが個人向け国債の金利に与える影響と、「変動金利型」「固定金利型」の違い
- ⾦利上昇局⾯で変動10年が注⽬される理由と、すでに「固定型」を持っている人の対処法
- 定期預金との比較や、購入前に知っておくべき注意点
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2026年6月の日銀利上げが個人向け国債に与える影響

日銀が政策金利を引き上げる(利上げを行う)と、個⼈向け国債の魅⼒も⾼まる傾向にあります。そのメカニズムと、国債のタイプによる影響の違いを解説します。
市場金利の上昇に連動して「適用利率」がアップする
日銀が政策金利を引き上げると、それに連動して長期金利(10年国債利回りなど)も上昇する傾向があります(ただし、⻑期⾦利は景気や物価⾒通し、国の財政状況など様々な要因の影響を受けて決まります)。
個人向け国債の金利(適用利率)は市場の実勢金利をベースに決まるため、新規で募集される国債の⾦利条件がよくなる傾向にあります。
実際に、2026年6月募集分(第195回債)の個人向け国債の適用利率を見てみましょう。
参考)個人向け国債:変動10年:過去の金利
2024年以降は明確な上昇トレンドに入っており、変動10年の金利推移を見ると、2026年1月の1.39%から6月には1.74%まで右肩上がりで上昇してきました。
(参考:個人向け国債窓口トップページ : 財務省)
(参考:発行条件「変動10年」 : 財務省)
「変動金利型」と「固定金利型」への影響の違い
同じ個人向け国債でも、金利タイプによって利上げによる恩恵の受け方が大きく異なります。
変動金利型(変動10年)
半年ごとに適用利率が見直される仕組みのため、過去に購入したものであっても利上げの恩恵を受けられます。つまり、市場⾦利の動向に応じて適⽤利率が⾒直されるため、受け取る利⼦が増加する場合があります。
これが、利上げ局⾯において変動10年が注⽬される最大の理由です。
固定金利型(固定3年・5年)
購入時の金利が満期まで固定されるため、過去に低金利で購入したものは、その後どれだけ市場金利が上がっても受け取る利子は増えません。
2021〜2023年の低金利時代に固定型を購入した人は、状況に合わせて見直しを検討する良いタイミングと言えます。
利上げ局面で選ぶべきは「変動10年」か「固定型」か?

利上げ局⾯で注⽬すべきは「変動10年」「固定型」か、利上げ局⾯における各タイプの特徴を見ながら解説します。
今後も利上げが続くなら「変動10年」
インフレへの対応などから日銀が今後も金利を引き上げていくと予想される場合、「変動10年」が有利となる可能性が高いです。
購入後に世の中の金利が上がっても、それに追随して受け取れる利子が増えていくため、「金利上昇の波に乗り遅れる」という機会損失を防ぐことができます。また、万が一金利が急低下したとしても、国によって「年0.05%」の下限金利が設定されています。
なお、固定5年(1.86%)は現時点では変動10年(1.74%)より金利が高く見えますが、今後の⾦利動向によっては、変動10年の利率が固定5年を上回る可能性もあります。
すでに低金利の「固定型」を持っている人はどうすべき?
過去のマイナス金利時代などに「固定3年」や「固定5年」を購入し、現在も保有している場合は、見直しを検討するタイミングです。
個人向け国債は、発行から1年が経過していればいつでも中途換金(解約)が可能です。中途換金時には「直近2回分の利子相当額(税引後)」が差し引かれるペナルティがありますが、元本割れはしません。
中途換⾦に伴うコストを考慮しても、現在の高い金利の「変動10年」へ乗り換えた方が、最終的な受け取り利子が多くなるケースも考えられます。
個人向け国債と他の金融商品との比較(利上げ時)

「減らしたくないお金」の預け先として、個人向け国債(変動10年)と定期預金を比較してみましょう。
当⾯使う予定のない資⾦の運⽤先としては、市場⾦利の動向に応じて適⽤利率が⾒直される個⼈向け国債(変動10年)が選択肢の⼀つとして考えられます。
個人向け国債に投資する際の注意点

魅力的な個人向け国債ですが、投資の際には以下の点に注意が必要です。
インフレ(物価上昇)に完全に追いつかないリスク
金利が上昇しているとはいえ、それ以上に世の中の物価が上昇(インフレ)してしまった場合、お金の実質的な価値は目減りしてしまいます。
資産のすべてを国債に預けるのではなく、NISAを活用して株式や投資信託を組み合わせる「分散投資」を行い、インフレリスクも踏まえた資産運⽤を検討することが重要です。
購入後1年間は原則として引き出せない
個人向け国債は、発行から1年間は原則として中途換金ができません。そのため、病気や失業などの万が一に備える「生活防衛資金(生活費の半年〜1年分程度)」や、近々使う予定のあるお金は、いつでも引き出せる普通預金や定期預金に残しておく必要があります。
まとめ

2026年6月の日銀の利上げ局面において、市場金利に連動する「個人向け国債(変動10年)」は、預貯⾦以外の資⾦運⽤の選択肢の⼀つとして注⽬されています。
日々の値動きを気にすることなく、元本の安全性が⽐較的⾼い点や、中途換⾦制度が設けられている点は特徴の⼀つです。
投資初心者の方の「初めての資産運用」としてはもちろん、すでにNISAなどで株式投資を行っている方の「リスク分散先」としても、この機会に個人向け国債の活用を検討してみてはいかがでしょうか。
今後の金利動向や、NISAとの具体的な組み合わせ方など、ご自身の資産配分に迷いがある場合は、IFA(独立系ファイナンシャルアドバイザー)などの無料相談を活用し、プロの客観的なアドバイスを取り入れるのもおすすめです。
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