

新NISAはなぜ「やめとけ」と言われる?後悔する人の特徴と失敗しないための始め方
»NISAがあなたに向いているか3分で診断
「新NISAはやめとけと聞くけど本当?」「損をするなら始めないほうがよい?」と不安に感じる人もいるでしょう。
新NISAは、投資で得た利益が非課税になる制度であり、長期的な資産形成に活用しやすい仕組みです。一方で、投資信託や株式で運用する場合は元本保証がなく、市場環境によっては損失が出る可能性があります。
また、生活費や近く使う予定のお金まで投資に回してしまうと、相場下落時に必要なお金を取り崩さなければならない場合があります。
新NISAは「誰にとっても必ず得になる制度」ではなく、自分の家計状況やリスク許容度に合わせて活用することが大切です。
本記事では、新NISAが「やめとけ」といわれる理由や、向いている人・向いていない人、失敗を避けるためのポイントをわかりやすく解説します。
- 新NISAが「やめとけ」と言われる理由には、元本割れリスクや損益通算ができない等のデメリットがある
- 短期的な利益を求めたり、生活資金を投資に回したりする人は後悔しやすい
- デメリットは長期・分散・積立投資を余剰資金で行うことで回避でき、非課税メリットは大きい
NISAが気になるあなたへ
マネイロでは、NISAについて学べるセミナーやあなたに合った投資を診断できる無料ツールをご提供しています。
▶将来資金の無料診断:将来必要になる金額が3分でわかる
▶NISAで始める資産運用~基本編~:NISAの基本と資産運用の始め方入門
▶NISAをフル活用!成長投資枠の活用法:NISAの活用法を解説するWebセミナー


新NISAが「やめとけ」と言われる5つの理由:デメリット・注意点
新NISAが「やめとけ」と言われる背景には、いくつかのデメリットや注意点が存在します。主な理由として、投資である以上避けられない元本割れのリスクや、税制上の制約が挙げられます。
これらのデメリットを事前に理解しておくことで、想定外の事態に慌てることなく、冷静な判断ができるようになります。ここでは、知っておくべき5つの理由を詳しく解説します。
- 元本割れリスクがある:新NISAは預金ではなく投資のため、元本保証はない
- 損益通算・繰越控除ができない:新NISA口座で損失が出ても、特定口座などの利益と相殺できない
- 生活防衛資金がないまま始めると危険:病気や失業、急な出費に備えるお金まで投資に回すと、必要なタイミングで損失を出して売却するリスクがある。
- 売却タイミングに注意が必要:住宅購入資金など使う時期が決まっているお金は、早めに現金化の計画を立てる必要がある。
- 投資初心者には商品選びが難しい:選べる商品が多く、手数料が高い商品やリスクの大きい商品を選んでしまう可能性がある

元本割れリスクがある

新NISAは投資であるため、預金とは異なり元本保証がありません。購入した投資信託や株式の価格は、国内外の経済情勢や企業の業績などによって日々変動します。そのため、購入時よりも価格が下落し、元本割れするリスクは常に存在します。
仕組みをよく理解せずに「非課税だから安全」と誤解して始めると、相場の下落局面で不安に駆られて売却してしまい、損失を確定させてしまうケースも少なくありません。
ただし、金融庁のデータによれば、長期・積立・分散投資を続けることで、元本割れのリスクは低減される傾向にあります。NISAはあくまで投資であり、価格変動リスクがあることを理解したうえで、投資目的、運用期間、リスク許容度に合っているかを確認することが大切です。

損益通算・繰越控除ができない
新NISAの税制面でのデメリットとして、損益通算と繰越控除ができない点が挙げられます。
損益通算とは、同じ年の複数の投資における利益と損失を相殺する仕組みです。例えば、課税口座Aで50万円の利益、課税口座Bで30万円の損失が出た場合、利益と損失を相殺した20万円分のみが課税対象となります。
しかし、新NISA口座で発生した損失は、税制上「ないもの」として扱われるため、他の課税口座(特定口座や一般口座)で得た利益と相殺することはできません。
同様に、損失を翌年以降3年間にわたって繰り越し、将来の利益と相殺できる繰越控除も適用対象外です。利益が出た場合は非課税の恩恵を受けられますが、損失が出た場合の税制上の救済措置はないことを理解しておく必要があります。
生活防衛資金がないまま始めると危険
投資は、日々の生活に必要なお金とは別に、当面使う予定のない「余剰資金」で行うのが原則です。
病気や失業、急な出費などに備えるための「生活防衛資金」を確保せずに投資を始めてしまうと、予期せぬ事態に対応できなくなる可能性があります。
生活防衛資金の目安は、一般的に生活費の6ヶ月から1年分とされています。この資金を確保しないまま新NISAに多くの資金を投じてしまうと、相場が下落しているタイミングでやむを得ず資産を売却し、損失を確定させてしまう事態になりかねません。
非課税枠を早く使いたいと考える場合でも、生活資金まで投資に回すことは避け、まずは必要な手元資金を確保することが大切です。そのうえで、家計状況や資金使途、運用期間、リスク許容度に応じて、無理のない投資額を検討しましょう。
売却タイミングに注意が必要
新NISAでは非課税保有期間が無期限化されたため、旧NISAのように期間満了に合わせた売却を考える必要がなくなりました。これにより、より長期的な視点での運用が可能になりましたが、一方で「いつ売却するか」という判断を自分自身で行う難しさが生じます。
例えば、子どもの教育資金や住宅購入資金など、資金が必要になる時期が決まっている場合、必要なタイミングで相場が下落していると、想定していた金額を引き出せない可能性があります。
非課税期間に縛られない自由度の高さはメリットですが、それは同時に出口戦略の難しさにもつながります。資金が必要な時期から逆算し、数年前から市場の動向を見ながら、利益が出ているタイミングで段階的に現金化するなど、計画的な売却戦略を立てておくことが鍵となります。
投資初心者には商品選びが難しい
新NISAでは、つみたて投資枠と成長投資枠の併用が可能になり、投資の選択肢が広がりました。しかし、選択肢の多さは、投資初心者にとって「どの商品を選べばよいかわからない」という悩みの原因にもなります。
つみたて投資枠の対象商品は、金融庁が長期・積立・分散投資に適していると判断した一定の基準を満たす投資信託等に絞られていますが(2026年7月時点、投資信託360本)、それでも初心者には判断が難しい場合があります。
さらに成長投資枠では、個別株やREIT(不動産投資信託)など、より幅広い商品に投資できるため、商品選びの難易度はさらに上がります。手数料が高い商品や、値動きがハイリスクな商品も含まれているため、知識がないまま選んでしまうと、期待した成果が得られない可能性があります。
投資先を考える手間が増え、自分で判断する責任が伴う点は、デメリットと感じる人もいるでしょう。
(参考:つみたて投資枠対象商品の概要について)
新NISAで後悔する人・向いていない人の特徴
新NISAは多くの人にとってメリットのある制度ですが、使い方や考え方によっては「やめておけばよかった」と後悔につながるケースもあります。投資の基本原則を理解していなかったり、自身の家計状況を無視してしまったりする人は注意が必要です。
ここでは、新NISAで失敗しやすい人や、そもそも制度の活用に向いていない人の共通点を解説します。自身に当てはまる点がないか、確認してみましょう。
- 生活費や近い将来使う資金を投資に回す人:数年以内に使う予定のお金を運用すると、必要な時に元本割れしている可能性がある。
- 短期間で利益を出そうとする人:短期売買を繰り返すと非課税枠を効率的に使いにくく、損失が出ても損益通算できない。
- 家計管理ができていない人:毎月の収支を把握していないと、無理な金額を投資してしまう可能性がある。
- 投資の仕組みを理解せず他人の意見に流される人:「みんながやっているから」「儲かったと聞いたから」だけで始めると、自分に合わない商品を選ぶリスクがある。


生活費や近い将来使う資金を投資に回す人
新NISAで後悔する典型的なパターンが、生活費や数年以内に使う予定のあるお金まで投資してしまうことです。例えば、3〜5年以内に予定している住宅購入の頭金や子どもの進学費用などを、新NISAで運用するのは避けるべきです。
投資には元本割れのリスクが伴うため、いざお金が必要になった時に相場が下落していると、損失を抱えたまま売却せざるを得なくなる可能性があります。
資産は「日常的に使うお金」「近い将来に使う予定のお金」「当面使う予定のないお金」の3つに色分けし、新NISAでは「当面使う予定のないお金(余剰資金)」だけを運用することが鉄則です。近い将来に使う資金は、元本割れリスクのない預貯金や個人向け国債などで確保しましょう。
短期間で利益を出そうとする人

新NISAは、10年、20年といった長期間をかけて資産を育てることを前提とした制度です。数ヶ月や1〜2年で利益を得ようとする短期売買(デイトレードなど)の感覚で始めると、失敗する可能性が高まります。
短期売買には、主に2つの点で新NISAは不向きです。
1つ目は、売却して空いた非課税枠が再利用できるのは翌年以降であるため、年内に何度も売買を繰り返すとすぐに年間投資枠を使い切ってしまう点です。2つ目は、短期売買は損失を出す可能性も高いですが、新NISAでは損益通算ができないため、税制上の救済措置がない点です。
「すぐに儲けたい」という気持ちで始めると、制度のメリットを活かせないばかりか、かえって不利になることもあります。時間を味方につけてコツコツと資産を育てるという、新NISAの基本的な考え方を理解することが必須です。
家計管理ができていない人
毎月の収支や貯蓄額を把握できていないなど、日々の家計管理ができていない人も新NISAで後悔しやすい傾向にあります。
自分の家計状況を理解していないと、毎月いくら投資に回せるのか、適切な投資額を判断できません。「非課税枠を最大限使ったほうが得」といった情報に影響され、生活を圧迫するほどの金額を投資してしまい、結果的に長続きしない可能性があります。
投資はあくまで余剰資金で行うものです。家計がギリギリの状態では、急な出費に対応できず、積立を続けられなくなったり、相場が悪いタイミングで売却せざるを得なくなったりします。
まずは家計簿アプリなどを活用して収支を「見える化」し、無理なく続けられる投資額を設定することから始めましょう。
投資の仕組みを理解せず他人の意見に流される人
「みんながやっているから」「友人が儲かったと言っていたから」といった理由だけで新NISAを始めると、後悔につながる可能性があります。SNSやインターネット上の情報は参考になりますが、それが自分に合っているとは限りません。
投資には、人それぞれのリスク許容度(どれくらいの損失まで耐えられるか)があります。他人の成功事例だけを見て、自分のリスク許容度を超えたハイリスクな商品に投資してしまうと、少しの値下がりでも不安になり、冷静な判断ができなくなる恐れがあります。
なぜ商品を選ぶのか、どのようなリスクがあるのかを自分自身で理解し、納得した上で投資判断をすることが鍵となります。他人の意見はあくまで参考程度にとどめ、自分のペースで判断する姿勢が大切です。
NISAが気になるあなたへ
マネイロでは、NISAについて学べるセミナーやあなたに合った投資を診断できる無料ツールをご提供しています。
▶将来資金の無料診断:将来必要になる金額が3分でわかる
▶NISAで始める資産運用~基本編~:NISAの基本と資産運用の始め方入門
▶NISAをフル活用!成長投資枠の活用法:NISAの活用法を解説するWebセミナー
旧NISAにはない、新NISAの主なメリット

「やめとけ」と言われる理由となるデメリットや注意点がある一方で、新NISAには、旧NISAと比べて利用しやすくなった点もあります。
ここでは、旧NISAと比較して改善された、新NISAの主なメリットを3つ紹介します。これらのメリットを理解することで、なぜ多くの専門家が新NISAの活用を推奨するのかがわかるでしょう。

長期運用による効果がさらに期待できる
新NISAのメリットは、非課税保有期間が無期限になったことです。旧NISAでは、つみたてNISAが20年、一般NISAが5年という期間の定めがあったため、非課税期間の終了が近づくと売却(出口戦略)を検討する必要がありました。
しかし、新NISAでは期間の制限がなくなったため、相場が悪い時に無理に売却する必要がなく、市況の回復をじっくりと待つことができます。また、30年、40年といった超長期での運用が可能になり、利益が利益を生む「複利効果」を最大限に活用しやすくなりました。
これにより、時間を味方につけた、より効果的な資産形成が期待できます。
新NISAで積立を始めたらいくらになる?
では、実際に新NISAで積立投資を続けた場合、将来の資産はどのくらいになるのでしょうか。例えば、毎月5万円を想定利回り年5%で20年間積み立てたケースを考えてみましょう。
この場合、投資元本の合計は1200万円ですが、運用によって得られる収益は約829万円となり、資産総額は約2029万円に達する計算です。
もし課税口座で同じ運用をした場合、利益の約829万円に対して約20%の税金(約168万円)がかかります。しかし、新NISA口座であれば税金は0円となり、その分だけ手元に残る金額が多くなります。
非課税のメリットは、運用期間が長くなるほど、また運用収益が増加するほど、効果を発揮します。
(参考:つみたてシミュレーター|金融庁)
上記の試算は概算値です。運用に関するリスク、手数料、税金、為替等は考慮しておらず、実際値とは異なる場合があります。また、将来の結果を予測し、保証するものではありません
売却後も非課税保有枠を再利用が可能

新NISAの画期的なメリットの1つが、保有商品を売却した場合、商品の簿価(取得価額)分の非課税枠が翌年に復活し、再利用できる点です。
旧NISAでは、一度利用した非課税枠は商品を売却しても復活しませんでした。そのため、「一度買ったらなるべく売らないほうがよい」とされ、資金の引き出しに慎重になる必要がありました。
しかし新NISAでは、例えば子どもの教育資金や住宅購入の頭金など、ライフイベントでまとまった資金が必要になった際に、一時的に資産を売却して現金化し、その後、家計に余裕ができたタイミングで再び非課税枠を使って積立を再開する、といった柔軟な活用が可能です。
人生のさまざまなステージに対応できる使い勝手のよさも、新NISAの魅力です。
つみたて投資枠と成長投資枠は併用が可能
新NISAでは、「つみたて投資枠」と「成長投資枠」の2つの枠を併用できるようになった点もメリットです。旧NISAでは「つみたてNISA」と「一般NISA」はどちらか一方しか選べませんでしたが、新NISAでは両方の枠を同時に利用できます。
これにより、年間で最大360万円(つみたて投資枠120万円+成長投資枠240万円)まで非課税で投資することが可能になりました。
例えば、「つみたて投資枠でインデックスファンドをコツコツ積み立てながら、成長投資枠では個別株やアクティブファンドで積極的にリターンを狙う」といった、個人の投資戦略に合わせた柔軟な使い分けができます。
投資の自由度が格段に向上し、より多様なニーズに対応できる制度になりました。

新NISAのデメリットが「致命的ではない」理由
新NISAには元本割れリスクや損益通算ができないといったデメリットが存在しますが、これらは必ずしも「致命的」な欠点ではありません。制度の特性を理解し、適切な運用方法を実践することで、デメリットの影響を最小限に抑えつつ、非課税というメリットを享受することが可能です。
ここでは、デメリットがなぜ致命的ではないのか、その理由を3つの観点から解説します。
長期・分散・積立でリスクは軽減できる

元本割れのリスクは、投資の基本原則である「長期・分散・積立」を実践することで軽減できます。
- 長期投資: 投資期間が長くなるほど、一時的な価格の落ち込みを乗り越え、市場の成長の恩恵を受けやすくなります。過去データに基づく一定のシミュレーションでは、保有期間が長くなるほど、収益が安定する傾向が示される場合があります。
- 分散投資: 投資先を1つの国や資産に集中させず、複数の国や資産(株式、債券など)に分けることで、特定の市場が不調な場合でも他の市場でカバーでき、全体のリスクを抑えられます。
- 積立投資: 毎月一定額を買い続けることで、価格が高い時には少なく、安い時には多く購入する「ドルコスト平均法」の効果が働き、平均購入単価を平準化できます。
これらの手法を組み合わせることで、元本割れのリスクをコントロールしながら、安定的な資産形成を目指すことが可能です。

損益通算できなくても非課税メリットは大きい
損益通算や繰越控除ができない点は確かにデメリットですが、利益が出た場合に運用益が非課税となる点は、新NISAの大きなメリットです。
長期投資では、時間をかけて資産形成を目指すことができます。通常、株式や投資信託などの運用益には約20%の税金がかかりますが、新NISAではその運用益が非課税となります。
例えば、100万円の利益が出た場合、課税口座では約20万円が税金として引かれますが、新NISAなら100万円が手元に残ります。この差は大きく、運用期間が長くなり利益が増加するほど、非課税の恩恵は大きくなります。
新NISAには、利益が出た場合に一定の範囲で運用益が非課税となるメリットがあります。一方で、損失が出た場合には、他の利益との損益通算や損失の繰越控除はできません。利用を検討する際は、非課税のメリットだけでなく、損失が出た場合の取扱いも理解したうえで、自身の投資目的やリスク許容度に合っているかを確認することが大切です。
金融機関は慎重に選べば変更の必要はない
新NISA口座は年単位で金融機関を変更できますが、変更前の口座で保有している商品を新しい金融機関に移管(移すこと)はできません。そのため、口座を複数持つことになり管理が煩雑になる可能性があります。
しかし、このデメリットは最初に金融機関を慎重に選ぶことで回避できます。NISA口座は1人1口座しか開設できないため、口座選びは肝となります。
NISA口座は金融機関によって手数料や取扱商品のラインナップが異なるため、自分の投資方針に合った金融機関を比較検討することが大切です。
最初に自分に合った金融機関をしっかりと選んでおけば、後から変更する手間や管理の煩わしさを避けることができます。

新NISAで失敗しないための5つのポイント

新NISAを成功させるためには、制度のメリット・デメリットを理解した上で、いくつかの重要なポイントを押さえておく必要があります。
これまでの内容の総まとめとして、失敗を避け、賢く資産を育てるための5つの要点を解説します。これらのポイントを意識することで、初心者の人でも安心して新NISAを始めることができるでしょう。
- 生活防衛資金を確保してから始める:生活費の6ヶ月〜1年分を預貯金で確保したうえで、余剰資金で投資を始める。
- 長期・積立・分散投資を基本にする:毎月コツコツ積み立て、投資先を分散しながら、10年以上の長期目線で運用する。
- 無理のない金額から始める:新NISAの枠を無理に使い切る必要はない。少額から始め、慣れてきたら徐々に増やす。
- 短期的な値動きに一喜一憂しない:一時的な下落で慌てて売却せず、長期投資の前提で落ち着いて続ける。
- 自分のリスク許容度を理解する:年齢や収入、家族構成、投資経験に合わせて、無理なく続けられる商品や資産配分を選ぶ。
- 運用に不安がある時は専門家に相談する:資格を保有した専門家への相談を検討する。

生活防衛資金を確保してから始める
投資を始める上での大前提は、万が一の事態に備える「生活防衛資金」を確保することです。生活費の最低6ヶ月分、できれば1年分をすぐに引き出せる預貯金で用意しておきましょう。
この資金があれば、急な出費や収入減があっても、投資資産を慌てて売却する必要がなくなります。投資は必ず、生活に影響のない余剰資金で行うことを徹底してください。
長期・積立・分散投資を基本にする
投資のリスクを抑え、安定したリターンを目指すための王道は「長期・積立・分散」です。特定のタイミングに投資するのではなく、毎月コツコツと一定額を積み立てることで、購入価格を平準化できます。
また、投資先を世界中の株式に分散できるインデックスファンドなどを活用し、1つの国や資産に偏らないようにしましょう。そして、10年以上の長い時間軸で運用を続けることが、複利効果を最大限に活かす鍵となります。
無理のない金額から始める
新NISAは、年間投資枠が拡大しましたが、必ずしも枠を使い切る必要はありません。大切なのは、家計に負担をかけずに「長く続ける」ことです。
多くの金融機関では月々100円や1000円といった少額から積立が可能です。まずは「お試し」感覚で始め、慣れてきたら徐々に金額を増やしていくのがよいでしょう。自分のペースで無理なく続けることが、資産形成を成功させる秘訣です。

短期的な値動きに一喜一憂しない
投資を始めると、日々の価格の上下が気になってしまうものです。しかし、市場は常に変動しており、短期的な値動きを予測することはプロでも困難です。
長期投資においては、一時的な下落はつきものです。相場が下がった時に慌てて売ってしまう「狼狽売り」が、避けたい失敗パターンです。一度積立設定をしたら、後はどっしりと構え、日々の値動きは気にしすぎないようにしましょう。
自分のリスク許容度を理解する
どれくらいの価格変動や損失に耐えられるかという「リスク許容度」は、年齢、収入、家族構成、投資経験などによって人それぞれ異なります。自分のリスク許容度を理解し、それに合った商品や資産配分を選ぶことが大事です。
例えば、リスク許容度が低いと感じるなら、株式だけでなく債券も組み入れたバランス型のファンドを選ぶなどの工夫が考えられます。他人の運用方法を真似るのではなく、自分に合った心地よいペースで運用を続けましょう。
新NISAの始め方に不安がある場合は「マネイロ」に無料相談

「新NISAを始めたいけれど、自分に合った投資額や商品の選び方がわからない」という人は、ぜひマネイロの無料オンライン相談をご活用ください。
家計管理・資産運用の専門家であるファイナンシャルアドバイザーが、一人ひとりの状況やご希望に応じたマネープランをご提案します。
- 相談は何度でも無料
- オンラインで全国どこからでも相談可能
- 相談者からの依頼がない限り、マネイロからの取引の勧誘はなし
後悔しない資産形成のためにも、まずはお気軽にご相談ください。
新NISAに関するよくある質問
ここでは、新NISAに関して多くの人が抱く疑問について、Q&A形式で解説します。制度を始める前の不安や疑問を解消し、より安心して新NISAを活用するための一助となれば幸いです。
Q. 新NISAは本当にやめたほうがよい?
結論からいうと、一律に新NISAは「やめたほうがよい」制度ではありません。投資で得られる利益が非課税となるため、長期的な資産形成を考える際の選択肢となります。
「やめとけ」と言われるのは、元本割れリスクや損益通算ができないといったデメリットがあるためですが、これらは長期・分散・積立投資を心がけることで影響を小さくできます。
新NISAを利用するかどうかは、制度のメリットだけでなく、投資対象商品のリスク、費用、資金使途、運用期間、リスク許容度などを踏まえて検討することが大切です。
Q. 新NISAで損する確率は?
新NISAで損をする、つまり元本割れする可能性は、投資対象や投資期間、市場環境などによって異なります。
金融庁の資料で示された過去のデータによると、資産や地域を分散して積立投資を行った場合、保有期間が5年だと元本割れしたケースがありましたが、保有期間が20年になると、元本割れしなかったという結果になっています。(※過去の実績は将来の運用成果を保証するものではありません。)
これは、長期的に運用を続けることで、市場の一時的な下落を乗り越え、世界経済の成長の恩恵を受けられるためです。もちろん、過去の実績が将来を保証するものではありませんが、長期投資を徹底することで、損をする確率を低く抑えることが期待できます。
Q. 月いくらから始めるべき?
新NISAは、自分の家計に無理のない範囲の金額で始めることが不可欠です。多くの金融機関では、月々100円や1000円といった少額から積立設定が可能です。
まずは、毎月の手取り収入から生活費や貯蓄分を差し引き、残った「余剰資金」の範囲で金額を決めましょう。目安としては、手取り収入の10%〜20%程度から始める人が多いですが、これも一概には言えません。
最初は少額からスタートし、家計の状況や投資への慣れ具合に応じて、徐々に金額を見直していくとよいでしょう。

まとめ

新NISAが「やめとけ」と言われる背景には、元本割れリスクや損益通算ができないといったデメリットが存在します。しかし、これらの注意点は、長期・分散・積立という投資の基本を守り、余剰資金で取り組むことで十分にカバーできます。
むしろ、運用益が非課税になるメリットは大きく、制度の恒久化や非課税枠の再利用など、旧NISAよりも格段に使いやすくなっています。
重要なのは、他人の意見に流されず、自身の家計状況とリスク許容度を理解した上で、無理のない範囲で始めることです。本記事で解説したポイントを参考に、新NISAを賢く活用し、将来に向けた資産形成の第一歩を踏み出しましょう。
自分に合った資産運用の方法や、具体的な投資額についてさらに詳しく知りたい人は、専門家のアドバイスを参考にしてみるのも1つの方法です。以下の診断から、自身の状況に合わせた運用のヒントを見つけてみましょう。
»3分投資診断はこちら(無料)
NISAが気になるあなたへ
マネイロでは、NISAについて学べるセミナーやあなたに合った投資を診断できる無料ツールをご提供しています。
▶将来資金の無料診断:将来必要になる金額が3分でわかる
▶NISAで始める資産運用~基本編~:NISAの基本と資産運用の始め方入門
▶NISAをフル活用!成長投資枠の活用法:NISAの活用法を解説するWebセミナー
ご留意事項
- 本記事は一般的な情報提供を目的として作成したものであり、特定の金融商品の取引を勧誘するものではありません。
- 本記事の内容は記事公開時または更新時点の情報に基づいています。制度・法令・税制等の変更により、現在の情報と異なる場合があります。
- 本記事の内容の正確性、完全性、最新性を保証するものではなく、予告なく変更または更新する場合があります。
- 投資に関する最終的な判断は、ご自身の責任とご判断のもとで行っていただきますようお願いいたします。






.jpg?w=1370&h=720&fit=crop&crop=faces&auto=compress,format)


