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マネイロ
NISAガイド
NISAガイド
NISAとは
NISAとは2014年1月から始まった「少額投資非課税制度」のことです。通常一般口座・特定口座を利用して投資した場合、配当・売却益などに税金がかかりますが、NISA口座では非課税になります。
NISAは2024年から新NISA(新しいNISA)となり、非課税保有期間と投資可能期間の制限がなくなり、年間投資可能額も増額しました。
また、投資枠の併用が可能となり、売却後に非課税枠が復活するため、より柔軟に長期運用ができるようになりました。
NISAのメリット
NISAのメリットは、配当金・売却益等に税金がかからないことです。また、非課税で保有できる期間や投資できる期間に制限がなく、いつでもお金を引き出せるため、ライフイベントに応じた柔軟な運用が可能です。
NISAのデメリット
NISAのデメリットは運用商品を選択したり、売却タイミングを判断したり、自分で判断する場面が多いことです。また、元本保証がない金融商品で運用するため、常に元本割れのリスクがあります。
iDeCoとの違い
iDeCoとは自分で掛金を支払い、自分で将来の年金を準備する私的年金制度のことです。NISAとの違いは加入できる年数、投資できる金額、節税効果などがあります。
iDeCoは老後資金作りに特化した制度であるため、いつでも資産の引き出しができるNISAとは異なり、原則60歳まで引き出せません。
一方で、3つの税制メリットがあるため、運用年数が長いほど節税効果の恩恵を受けることができるでしょう。
運用商品の選び方
運用商品を選ぶ時は自分の投資目的とリスク許容度を決めることが大切です。そして、運用する商品については今後も長期的に成長が期待できる国々や企業に投資をする商品を検討しましょう。
投資信託は類似の商品が多くあるため、比較する際は純資産残高や手数料などを参考にすると良いでしょう。
運用のポイント
投資を始める際は、NISAに限らず、まず投資の目的と目標額を決めましょう。万が一のことがあり貯蓄を取り崩さなければならない場合、いつまで投資を中断できるか、いくらまで貯蓄を使えるかを判断することができます。
シミュレーション
NISAでは長期運用により複利効果が高まり、資産を効率的に増やすことができます。また、成長が見込める資産に長期投資することで、さらに大きな複利効果が期待できるでしょう。
2023年までのつみたてNISAでは毎月3.3万円までしか投資ができませんでした。つみたてNISAの仕組みを引き継ぐつみたて投資枠では年間120万円まで投資ができるため、毎月10万円まで積立投資が可能です。
NISAの始め方
NISAは日本国内に住む18歳以上であれば口座を開設することができます。銀行や証券会社などの金融機関で開設手続きを行います。金融機関によって開設までの日数は異なりますが、オンラインですべての手続きが完了する場合は2営業日程度で取引が可能です。