

債券ETFはおすすめしない?判断に必要な5つのリスクと向いている人の見極め方
»あなたは債券に投資するべき?適した運用を3分で診断
「債券ETFはおすすめしない」という意見を聞き、投資すべきか悩んでいる人もいるのではないでしょうか。安定的なイメージのある債券ですが、ETFになると個別債券とは異なるリスクが存在します。
本記事では、債券ETFがおすすめしないと言われる5つの理由や、個別債券・投資信託との違いを専門家が解説します。
債券ETFが自身の投資スタイルに合っているかを見極め、後悔しないための判断材料のひとつとしてご活用ください。
- 債券ETFが「おすすめしない」と言われる5つの理由(元本非保証、金利リスクなど)
- 個別債券や債券型投資信託とのメリット・デメリットの比較
- 債券ETFが向いている人の特徴と、代替案となる他の投資方法
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なぜ「債券ETFはおすすめしない」と言われるのか?

債券ETFが「おすすめしない」と言われる背景には、個別債券が持つ安定性のイメージと、ETFならではの仕組みとの間にギャップがあるからです。
個別債券は満期まで保有すれば元本が戻ってくる安心感がありますが、ETF⾃体には満期がありません。
さらに、金利の変動によって価格が動くため、元本割れのリスクも伴います。これらの特性が、一部の投資家から「意味がない」と評価される要因となっています。
個別債券との決定的な違い
債券ETFと個別債券の決定的な違いは、「満期(償還)の有無」です。
個別債券は、国や企業が発行する債券を投資家が直接購入する方法です。発行体が破綻しない限り、満期日を迎えると投資した元本(額面金額)が返還されます。
一方で、債券ETFは多数の債券を組み入れたパッケージ商品であり、特定の満期日がありません。ETF自体は市場で売買され続けるため、基準価額は常に市場環境によって変動します。
「満期まで持てば元本(額面金額)が返ってくる」という元本確保機能がある個別債券の安心感は、債券ETFにはない点を理解しておく必要があります。
金利環境が与える影響
債券ETFの価格は、市場の金利動向に影響を受けます。金利と債券価格は逆相関の関係にあり、一般的に市場金利が上昇すると債券の価格は下落し、金利が低下すると価格は上昇します。
これは、金利が上昇すると、より高い利率で新しい債券が発行されるため、既に市場に出回っている低い利率の債券の魅力が相対的に低下し、価格が下がるためです。
日本のように長期間低金利が続いた後に金利が上昇する局面では、既存の債券ETFの価格が下落するリスクが高まるため、注意が必要です。
途中売却を考えている場合、購入時よりも金利が上昇していると損失を被る可能性があります。
債券ETFをおすすめしない5つの理由とリスク
債券ETFが「おすすめしない」と言われる背景には、具体的なデメリットやリスクが存在します。
ここでは、投資判断の前に理解しておくべき5つの主要な理由を解説します。
満期がなく元本が保証されない
債券ETFをおすすめしない最大の理由は、満期がなく元本が保証されない点です。
個別債券の場合、発行体が財政破綻しない限り、満期日には額面金額が償還されます。途中の価格変動を気にせず満期まで保有すれば元本(額面金額)が戻ってくるという安心感が、債券投資の魅力です。
しかし、債券ETFにはこの「満期償還」という仕組みがありません。ETFは取引所で売買される金融商品であり、当該価格は常に市場の金利や需給によって変動します。
そのため、売却するタイミングによっては購入価格を下回り、元本割れを起こす可能性があります。
「債券=安全」というイメージで投資を始めると、この価格変動リスクに戸惑うことになります。
金利上昇時の価格下落リスク

債券ETFは、金利上昇局面で価格が下落するリスクを抱えています。債券価格と金利はシーソーのような関係にあり、金利が上がると債券価格は下がります。
この価格変動の幅を左右するのが、組み入れられている債券の「残存期間(償還までの期間)」です。一般的に、残存期間が長い債券ほど、金利が変動した際の価格の振り幅が大きくなるという性質があります。
- 残存期間が短いETF: 金利変動の影響を受けにくく、価格は比較的安定します。
- 残存期間が長いETF: 金利変動の影響を強く受け、大きな価格下落(または上昇)が発生しやすくなります。
例えば、残存期間の長い債券を中心に構成されたETFは、わずかな金利上昇でも、市場価格が大きく値下がりする可能性があります。
2022年から世界的に金利が上昇した際には、多くの債券ファンドやETFの基準価額が下落しました。
個別債券であれば満期まで保有して価格下落を回避できますが、満期のないETFでは売却時に損失が確定してしまうため、金利上昇局面での投資には注意が必要です。
信託報酬が利回りを圧迫する
債券ETFは、保有しているだけで信託報酬(運用管理費用)というコストが継続的に発生します。このコストが、もともとリターンが控えめな債券投資の利益をさらに圧迫する要因となります。
例えば、年率1.0%の利回りが期待できる債券ETFでも、信託報酬が年率0.3%であれば、手元に残る実質的なリターンは0.7%に低下する計算になります。
日本の国債のように利回りが低い債券を中心に運用するファンドでは、信託報酬を差し引くとリターンがほぼゼロ、あるいはマイナスになる可能性も否定できません。
個別債券を直接購入すれば、継続的な運用コストはかかりません。
わずかなコスト差が長期的な運用成果に影響を与えるため、コストに敏感な投資家から「意味がない」と見なされることがあります。
株式投資に比べて低リターン
債券ETFは、その性質上、株式投資と比較して期待できるリターンが低くなる傾向にあります。
債券はもともと、企業や国の成長による値上がり益を狙うのではなく、安定した利子収入を目的とする金融商品のためです。
株式が企業や国の成長に伴う値上がり益(キャピタルゲイン)を主な目的とするのに対し、債券は、あらかじめ決められた利子収入(インカムゲイン)を主な目的とする金融商品だからです。
過去の長期的な市場データにおいても、株式のリターンが経済成長を背景に大きく変動しながらも高い水準を示してきた一方、債券のリターンは相対的に安定しているものの、水準そのものは株式を下回ることが一般的でした。
特に、金利水準が低く抑えられている環境下では、債券ETFから得られる収益はさらに限定的となります。
資産を積極的に、かつ大きく増やしたいと考えている投資家にとって、債券ETFの収益性は物足りなく感じられる可能性があるでしょう。
また、物価上昇(インフレ)のペースが運用リターンを上回った場合、資産の目減りを防ぎきれない「インフレリスク」についても考慮しておく必要があります。

国内債券ETFの流動性リスク
国内の債券ETFには、流動性が低いというリスクが伴います。
流動性が低いとは、市場での取引量が少なく、売りたい時にすぐに売れなかったり、希望する価格で取引が成立しにくかったりすることを指します。
取引量が少ない銘柄では、買値と売値の差である「スプレッド」が広がる傾向があります。スプレッドが広いと、売買するだけで実質的なコストが高くなり、利益を圧迫します。
海外のETF市場に比べて日本のETF市場は規模が小さく、債券ETFの中には1日の売買がほとんどない銘柄も存在します。
分散投資のためにニッチなETFを選んだ結果、いざ現金化したい時にスムーズに売却できない可能性がある点は、国内債券ETFのデメリットの1つです。
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債券ETFにもメリットはある?個別債券との比較
債券ETFにはデメリットがある一方で、個別債券にはないメリットも存在します。投資の始めやすさや柔軟性の面で優れています。
ここでは、債券ETFが持つ3つの主要なメリットを個別債券と比較しながら解説します。
少額から分散投資できる
債券ETFの最大のメリットは、少額の資金で手軽に分散投資を始められる点です。
個別債券、社債や外国債券を購入する場合、1銘柄あたり数十万円から数百万円のまとまった資金が必要になることが一般的です。複数の銘柄に分散投資しようとすると、さらに多くの資金が求められます。
一方、債券ETFは数千円程度から購入できる商品も多く、1つのETFを購入するだけで、自動的に数十から数百の債券に分散投資したことになります。
投資初心者や、まとまった資金を用意するのが難しい人でも、リスクを抑えながら債券投資の世界に足を踏み入れることができるのは、ETFならではの利点です。
いつでも売買できる流動性
債券ETFは証券取引所に上場しており、株式と同じように取引時間中であればいつでもリアルタイムで売買できるため、⽐較的流動性が⾼いとされています。
急に現金が必要になった場合でも、市場価格で速やかに売却して現金化することが可能です。この柔軟性は、個別債券にはないメリットです。
個人が取引する社債や一部の外国債券は、市場での取引が活発でなく、売りたい時にすぐに買い手が見つからない「流動性リスク」を抱えています。
その点、債券ETFは市場で常に価格が提示されているため、比較的スムーズな取引が期待できます。
定期的な分配金収入
多くの債券ETFは、組み入れている債券から得られる利子(クーポン収入)を原資として、投資家に定期的に分配金を支払います。これにより、投資家はインカムゲインとして安定したキャッシュフローを得ることが期待できます。
分配金の支払頻度はETFによって異なり、年1回、年2回、四半期ごと、あるいは毎月などさまざまです。これにより、年金のように定期的な収入源として活用することも可能です。
ただし、注意点もあります。分配金は必ずしも運用益から支払われるとは限らず、元本の一部を取り崩して支払われる「特別分配金(元本払戻金)」の場合があります。
分配金の健全性については、事前に目論見書などで確認することが欠かせません。
債券ETFが向いている人・向いていない人

債券ETFにはメリットとデメリットの両方があるため、すべての人におすすめできるわけではありません。自身の投資目的やリスク許容度によって、向き不向きが分かれます。
ここでは、どのような人が債券ETFに向いているか、逆に向いていないかを解説します。
債券ETFをおすすめしない人
以下のような投資目的や考え方を持つ人には、債券ETFはあまりおすすめできません。
- 高いリターンを積極的に狙いたい人:債券ETFは株式に比べてリターンが低いため、短期間で資産を増やしたい人には不向きです。
- 元本確保を最優先する人:個別債券と異なり、債券ETFには満期償還による元本確保の機能がありません。また、価格変動リスクを一切取りたくない場合は、定期預金や個人向け国債のほうが適しています。
- 運用コストを徹底的に抑えたい人:信託報酬という継続的なコストを避けたい場合、まとまった資金で個別債券を直接購入するほうが有利になることがあります。
債券ETFが向いている人
一方で、以下のようなニーズを持つ人にとって、債券ETFは有効な投資手段となります。
- 投資初心者で、まずは少額から分散投資を始めたい人:数千円から多様な債券に投資できる手軽さは、初心者にとって魅力です。
- 株式中心のポートフォリオのリスクを抑えたい人:株式と異なる値動きをする債券ETFを組み入れることで、資産全体の安定性を高める効果が期待できます。
- 老後資金など、長期的な視点で安定運用を目指す人:値上がりは期待できなくても、安定したインカム収入と比較的低いリスクで、じっくりと資産を育てたい場合に適しています。
債券ETFの代替案は?他の選択肢との比較

債券ETFが自分の投資スタイルに合わないと感じた場合でも、債券に投資する方法は他にもあります。
ここでは、代表的な3つの代替案とそれぞれの特徴を比較し、どのような人におすすめかを紹介します。
個別債券を直接購入する
個別債券を直接購入する方法は、満期まで保有すれば元本(額面金額)が償還される安心感を重視する人におすすめです。
【メリット】
- 発行体が破綻しない限り、満期日に額面金額が戻ってくる
- 保有期間中の信託報酬などの継続的なコストがかからない
【デメリット】
- 購入にまとまった資金(数十万円〜)が必要
- 銘柄の分散投資をするにはさらに多くの資金が必要
- 自分で銘柄を選定し、償還管理を行う手間がかかる
まとまった資金があり、特定の時期にお金が必要な場合(教育資金など)や、自分で銘柄を管理する知識と時間がある投資家に適しています。

債券型投資信託を活用する
債券型投資信託は、ETFと同様に少額から分散投資が可能ですが、積立投資など、より手間をかけずにコツコツ運用したい人に向いています。
【ETFとの主な違い】
- 取引方法: 1日1回の基準価額で取引(リアルタイム売買は不可)
- 購入場所: 証券会社のほか、銀行や郵便局などでも購入可能
- 積立適性: 多くの金融機関で自動積立サービスが充実しており、ドルコスト平均法を実践しやすい
リアルタイムでの価格変動を気にせず、毎月決まった額を積み立てていきたい場合に適した選択肢です。ただし、ETFと同様に信託報酬がかかり、価格変動リスクがあります。

個人向け国債を検討する
安全性を最優先し、元本割れのリスクを極力避けたい人には、個人向け国債が有力な選択肢の1つです。
【メリット】
- 国が発行するため信用度が高い
- 1万円から購入可能
- 満期まで保有すれば元本が国から支払われます(※発行から1年経過後は中途換金可能ですが、その際に中途換金調整額が差し引かれます)
- 最低金利(年0.05%)が設定されている
【デメリット】
- 株式や他の債券に比べてリターンが低い
- NISA(非課税投資制度)の対象外
金利タイプも「変動10年」「固定5年」「固定3年」から選べます。資産を守ることを第一に考えるなら、有力な選択肢となるでしょう。

2026年の金利環境で債券ETFはどう判断すべきか

債券ETFの価値は、金利環境によって左右されます。2026年現在の日本と米国の金融政策の方向性の違いを理解することは、債券ETFへの投資判断においてポイントとなります。
日本の金利正常化の影響
日本では、長年のマイナス金利政策が2024年に解除され、金融政策の正常化に向けた動きが始まっています。今後、日本銀行が追加の利上げに踏み切る可能性も市場では意識されています。
市場金利が上昇すると、既存の国内債券ETFの価格は下落する圧力を受けます。残存期間の長い国債を多く組み入れているETFは、価格下落の影響が大きくなる可能性があります。
したがって、日本の金利が上昇局面にあると考える場合、国内債券ETFへの投資は、価格下落リスクを十分に考慮した上で慎重に判断する必要があります。
米国債券ETFの位置づけ
一方、米国ではインフレ抑制のための急速な利上げサイクルが終わり、今後は利下げ局面に移行するとの見方が強まっています。市場金利が低下すれば、債券価格は上昇するため、米国債券ETFにとっては追い風となります。
金利が高い時期に米国債券ETFを購入しておけば、将来の利下げによって値上がり益(キャピタルゲイン)を狙える可能性があります。また、日本の債券に比べて高い利回り(クーポン収入)が期待できる点も魅力です。
ただし、米ドル建ての資産であるため、円高が進むと為替差損が発生するリスクがあります。
為替ヘッジ付きのETFを選ぶことで為替リスクを抑えられますが、その分ヘッジコストがかかる点も考慮が必要です。
債券ETF投資で押さえておきたい3つのポイント
債券ETFのリスクを理解した上で、それでも投資を検討する場合には、失敗を避けるためのポイントを押さえておくことが欠かせません。
ここでは、意識すべき3つのポイントを解説します。
投資タイミングを見極める
債券ETFの価格は金利動向に左右されるため、投資タイミングを見極めることが重要です。
一般的に、債券投資の買い時とされるのは、金利が高止まりし、これから低下していくと予想される局面です。
金利が高い時期に購入すれば、その後の金利低下によって債券価格が上昇し、値上がり益を期待できます。逆に、金利が低い時期に購入し、その後金利が上昇すると、価格下落による損失を被る可能性があります。
とはいえ、金利の動きを正確に予測することは専門家でも困難です。
タイミングを計るのが難しいと感じる場合は、後述するポートフォリオの一部として組み入れたり、積立投資を活用したりする方法が有効です。
ポートフォリオ全体の一部として保有

債券ETFを単体で評価するのではなく、資産全体のポートフォリオにおける「安定装置」として活用する視点が肝となります。
株式と債券は異なる値動きをする傾向があるため、両方を組み合わせることで、資産全体の値動きをマイルドにする効果(リスク分散効果)が期待できます。
例えば、株価が下落する局面でも、債券ETFの価格が安定していれば、ポートフォリオ全体の損失を和らげることができます。
世界最大の年金基金である日本のGPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)も、国内債券・外国債券・国内株式・外国株式をそれぞれ25%ずつ保有する分散投資を基本としています。
債券ETFを「攻め」の株式資産に対する「守り」の資産と位置づけ、バランスを取ることが失敗しないための鍵です。

信託報酬の低い銘柄を選ぶ
債券ETFのリターンは株式に比べて控えめであるため、コストである信託報酬はできるだけ低い銘柄を選ぶことが重要です。
同じような指数に連動するETFが複数ある場合は、必ず信託報酬を比較検討しましょう。海外ETFは競争が激しいため信託報酬が低い傾向にありますが、国内ETFの中にも低コストの銘柄は存在します。
例えば、米国の総合債券市場に連動するETFでも、信託報酬が年0.03%台のものから0.1%を超えるものまでさまざまです。長期で保有すればするほど、このわずかなコスト差が最終的なリターンに影響を与えます。
投資先の魅力だけでなく、コスト効率も重視して銘柄を選びましょう。
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債券ETFに関するよくある質問
ここでは、債券ETFに関して投資家が抱きやすい疑問について、Q&A形式で解説します。
Q. 債券ETFは元本割れする?
はい、元本割れするリスクがあります。債券ETFは預貯金とは異なり、元本が保証された金融商品ではありません。
基準価額は、組み入れられている債券の価格変動や金利の変動、為替レートの変動(外国債券の場合)などによって日々上下します。
そのため、購入した時の価格よりも売却する時の価格が低くなれば、元本割れが発生します。金利上昇局面では価格が下落しやすいため注意が必要です。
Q. 初心者は債券ETFを避けるべき?
一概にそうとは言えません。初心者にとって債券ETFは、メリットとデメリットの両方を持ち合わせています。
メリットとしては、1つの商品を買うだけで手軽に多くの債券に分散投資ができ、専門的な銘柄選定の手間が省ける点が挙げられます。少額から始められるため、投資の第一歩としても適しています。
一方で、元本保証がないことや金利変動で価格が動くことなど、理解しておくべきリスクもあります。「債券だから必ず安全」という思い込みは危険です。
これらのリスクを理解した上で、ポートフォリオの一部として活用するなら、初心者にとっても有効なツールとなり得ます。
Q. 債券ETFと個別債券どちらがよい?
どちらがよいかは、投資家の目的、資金量、リスク許容度によって異なります。
- 個別債券が向いている人:「満期まで保有して元本を確保したい」「運用コストをかけたくない」という考えで、まとまった投資資金を用意できる人。
- 債券ETFが向いている人:「少額から分散投資を始めたい」「いつでも売買できる流動性が欲しい」「銘柄選びや管理の手間を省きたい」という人。
下の表にそれぞれの特徴をまとめました。自身の投資スタイルに合わせて選択することが大事です。
まとめ

本記事では、債券ETFが「おすすめしない」と言われる理由と、背景にあるリスクやデメリットを解説しました。元本保証がなく、金利上昇局面での価格下落リスクや信託報酬が利益を圧迫する点などが主な理由です。
一方で、少額から手軽に分散投資ができる点や、株式とは異なる値動きでポートフォリオを安定させる効果など、債券ETFならではのメリットも存在します。
重要なのは、「債券だから安全」と安易に考えるのではなく、仕組みとリスクを正しく理解することです。
自身の投資目的やリスク許容度を踏まえ、個別債券や投資信託といった代替案とも比較しながら、債券ETFをポートフォリオに組み入れるべきか慎重に判断しましょう。
自身の投資目的やリスク許容度に合った資産配分について、より詳しく知りたい方は、専門家のアドバイスを参考にしてみるのも1つの方法です。
無料のオンライン診断などを活用して、資産運用の第一歩を踏み出してみてはいかがでしょうか。
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