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企業型確定拠出年金はデメリットしかない?6つの注意点とメリット・ iDeCoとの違い

企業型確定拠出年金はデメリットしかない?6つの注意点とメリット・ iDeCoとの違い

年金2026/08/21

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    「企業型確定拠出年金はデメリットしかない?」「加入していても本当にメリットがある?」と疑問に感じている人もいるでしょう。

    企業型確定拠出年金には、原則60歳まで資産を引き出せない、運用結果によって受取額が変わる、運営管理機関を選べないなどのデメリットがあります。

    また、勤務先によって選べる商品のラインナップや制度の内容が異なる点にも注意が必要です。

    一方で、掛金や運用益、受取時に税制上のメリットがあるなど、老後資金を準備するうえで活用できる制度でもあります。

    本記事では、「企業型確定拠出年金はデメリットしかない」といわれる理由やメリット、上手に活用するためのポイントをわかりやすく解説します。

    この記事を読んでわかること
    • 企業型DCの6つのデメリット(60歳まで引き出せない、元本割れリスクなど)
    • 拠出・運用・受取の3段階で受けられる手厚い税制優遇メリット
    • iDeCoとの違いや、併用する際のメリット・デメリット


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    確定拠出年金とは/企業型DCとiDeCoの違い

    確定拠出年金(DC)は、毎月の掛金を加入者自身が運用し、運用成果によって将来の受取額が決まる私的年金制度です。

    公的年金に上乗せする形で老後資金を準備することを目的としており、税制上の優遇措置が設けられています。

    確定拠出年金には、企業が主体となる「企業型DC」と、個人で加入する「iDeCo(イデコ)」の2種類が存在します。

    企業型DC・iDeCoの違い(掛金負担・上限・運用商品)

    企業型DCとiDeCoは、どちらも自分で運用する点は共通していますが、加入対象者や掛金の負担者、上限額などに違いがあります。

    項目

    企業型DC(企業型確定拠出年金)

    企業型DC(企業型確定拠出年金)

    iDeCo(個人型確定拠出年金)

    iDeCo(個人型確定拠出年金)

    加入対象

    企業型DC(企業型確定拠出年金)

    制度を導入している企業の従業員

    iDeCo(個人型確定拠出年金)

    20歳以上65歳未満の公的年金被保険者(第2号被保険者は20歳未満でも加入可)

    掛金の負担者

    企業型DC(企業型確定拠出年金)

    原則として企業

    iDeCo(個人型確定拠出年金)

    加入者本人

    掛金の上限額(月額)

    企業型DC(企業型確定拠出年金)

    5万5000円(他の企業年金がない場合)

    iDeCo(個人型確定拠出年金)

    2万円~6万8000円(職業などによる)

    金融機関の選択

    企業型DC(企業型確定拠出年金)

    企業が選定(加入者は選べない)

    iDeCo(個人型確定拠出年金)

    加入者本人が自由に選べる

    手数料の負担

    企業型DC(企業型確定拠出年金)

    主に企業(運用商品の信託報酬は加入者負担)

    iDeCo(個人型確定拠出年金)

    加入者本人

    2026年12月より、iDeCoの掛金の上限額が第1号被保険者(自営業者など)の場合は月7万5000円、第2号被保険者(会社員・公務員など)が月6万2000円(企業型DCなどの掛金と合算した上限額)に、加入可能年齢は70歳未満までに引上げ予定です。

    企業型DCは、勤務先が制度を導入していなければ利用できません。一方、iDeCoは個人で金融機関を選んで加入するため、より自由度が高い制度といえます。

    (参考:企業型DC(企業型確定拠出年金)ってなあに? -制度の概要- | 一般社団 資産運用業協会
    (参考:iDeCo(イデコ)の加入資格・掛金・受取方法等 | iDeCo公式サイト
    (参考:私的年金制度、iDeCoの改正のポイント | 厚生労働省

    「デメリットしかない」と言われる理由

    企業型DCが「デメリットしかない」と言われる背景には、制度の特性に対する理解不足や不安が挙げられます。

    仕組みを正しく理解しないと意図しない結果につながることもありますので、これから挙げるデメリットについてはしっかり理解しましょう。


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    企業型確定拠出年金の6つのデメリット

    企業型DCには、税制優遇といったメリットがある一方で、注意すべきデメリットも存在します。

    • 60歳(加入期間10年未満は61歳~65歳)まで引き出せない
    • 元本割れのリスクがある
    • 各種手数料がかかる
    • 運営管理機関を選べない
    • 選択制DCで公的年金が減る可能性がある
    • 退職・転職時の移換手続きが必要

    加入を検討する際は、これらの点を総合的に理解しておくことが欠かせません。

    ①60歳まで引き出せない

    確定拠出年金で積み立てた資産は、老後の収入確保を目的としているため、原則として60歳になるまで引き出すことができません

    60歳前に病気や怪我、住宅購入などで急にまとまった資金が必要になった場合でも、預貯金のように自由に引き出すことは不可能です。

    資金の流動性の低さは、デメリットとして認識しておく必要があります。

    生活に必要なお金は別途確保したうえで、無理のない範囲で掛金を設定することが大切です。

    ②元本割れ

    確定拠出年金では、加入者が自ら運用商品を選びますが、選択する商品によっては元本割れのリスクが伴います。

    運用商品には、定期預金や保険といった「元本確保型」と、投資信託などの「元本変動型」があります。

    投資信託は高いリターンが期待できる一方で、市場の動向によっては購入時よりも価値が下がり、拠出した掛金の総額を下回る可能性があります。

    ポイントの解説

    投資に関する知識が求められる点や、資産が減る可能性がある点は、初心者にとってデメリットと感じられるでしょう。

    ただし、元本確保型の商品を選べば、元本割れのリスクを抑えることが期待できます。

    ③各種手数料

    確定拠出年金の運用には、いくつかの手数料が発生します。

    企業型DCの場合、口座管理手数料などの基本的な費用は企業が負担することが多いですが、投資信託を運用する際にかかる信託報酬は、加入者自身の負担となるのが一般的です。

    信託報酬は、運用資産の中から日々差し引かれるため、長期的に見るとリターンに影響を与えます

    iDeCoの場合は、これに加えて口座開設手数料や口座管理手数料も自己負担となるため、企業型DCよりも各種手数料の影響は大きくなります

    ④運営管理機関を選べない

    企業型DCでは、制度を運営する金融機関(運営管理機関)を企業が選定します。そのため、加入者である従業員が自分で金融機関を選ぶことはできません

    運営管理機関によって、取り扱っている運用商品のラインナップや手数料は異なります。もし、勤務先が提携している金融機関の商品に魅力的なものがなかったとしても、他の金融機関の商品を選ぶことは不可能です。

    自分で金融機関や商品を選びたい人にとっては、選択の自由度が低い点がデメリットとなります。

    ⑤選択制DCで公的年金が減る可能性

    企業型DCの中には「選択制DC」という仕組みを導入している場合があります。

    これは、給与の一部を「給与」として受け取るか、「企業型DCの掛金」として拠出するかを従業員が選べる制度です。

    掛金として拠出した分は給与と見なされないため、社会保険料の算定基礎となる「標準報酬月額」が下がります。

    これにより、毎月の社会保険料の負担は軽くなりますが、将来受け取る厚生年金の金額が減少する可能性があります。

    また、傷病手当金や出産手当金など、標準報酬月額をもとに計算される他の社会保障給付も減額される可能性があるため、注意が必要です。

    ⑥退職・転職時の移換手続き

    企業型DCに加入している人が退職や転職をする際には、積み立てた資産を他の年金制度へ移す「移換(いかん)」という手続きが必要です。

    退職後6ヶ月以内に手続きを行わないと、資産は「国民年金基金連合会」に自動的に移換されてしまいます。

    自動移換されると、資産の運用が停止されるだけでなく、管理手数料が差し引かれ続けるため、資産が目減りしてしまいます。

    転職先に企業型DC制度があればそこへ移換し、なければiDeCoに加入して移換するなど、自身の状況に応じた手続きを忘れずに行う必要があります。

    (参考:自動移換された方 | iDeCo公式サイト

    企業型確定拠出年金のメリットを受けにくい人・向いていない人

    確定拠出年金は多くの人にとってメリットのある制度ですが、ライフプランや収入状況によっては、税制優遇の恩恵を十分に受けられないケースもあります。

    ただし、一般的な企業型DCでは要件を満たす従業員は原則全員加入、掛金は会社が規約で決めるため、従業員が選択することはできません。選択できるのは、勤務先が選択制DCやマッチング拠出(従業員が企業掛金に上乗せして拠出する仕組み)を導入している場合だけです。

    ①運用できる年数が少ない

    確定拠出年金の運用メリットである「複利効果」は、運用期間が長いほど大きな効果を発揮します。

    複利効果とは、運用で得た利益が元本に加わり、合計額に対してさらに利益が生まれる仕組みのことです。

    運用期間が短い場合、複利効果の恩恵が限定的になります。また、市場が下落した際に価格が回復するまでの時間も短くなるため、元本割れのリスクも相対的に高まります。

    受給開始年齢に近い50代後半から加入するようなケースでは、積極的な運用は慎重に検討する必要があります。

    ②納税額が少ない(専業主婦・扶養内・住宅ローン控除中)

    マッチング拠出またはiDeCoのメリットの1つに、従業員の掛金が全額所得控除の対象となり、所得税や住民税が軽減される点があります。しかし、そもそも納める税金が少ない場合、節税メリットは小さくなります。

    例えば、収入がない専業主婦(主夫)の方や、年収が低く所得税が非課税になる扶養内パートの方は、所得控除の恩恵を受けられません。

    また、住宅ローン控除(減税)を最大限に活用しており、すでに所得税がゼロになっている人も同様です。

    納税額が少ない場合、iDeCoに加入したり、企業型DCでマッチング拠出を行ったりしても、所得控除による節税効果は期待できないため、メリットが半減してしまいます。

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    企業型確定拠出年金のメリット(3つの税制優遇)

    企業型DCにはデメリットもありますが、それを上回る可能性があるのが、国が後押しする手厚い税制優遇です。

    資産形成の「積立時」運用時」「受取時」の3つの段階すべてで税金の負担が軽くなる仕組みが用意されています。

    積立:掛金が非課税

    企業型DCの掛金は、税制上メリットがあります。

    まず、企業が拠出する掛金は従業員の給与とは見なされず、所得税や住民税の課税対象になりません

    また、従業員が任意で掛金を上乗せする「マッチング拠出」を利用した場合、その掛金は全額が「小規模企業共済等掛金控除」の対象となります。

    これにより、年末調整や確定申告で課税所得から差し引かれ、所得税・住民税の負担が軽減されます。

    給与から天引きされる形で、税金の負担を減らしながら効率的に老後資金を積み立てられるのが特徴です。

    運用:運用益が非課税

    企業型DCの運用期間中に得られた利益は、全額非課税となります。

    ポイントの解説

    通常、投資信託の売却益や分配金、預金の利子などには約20%(所得税15%、住民税5%、復興特別所得税0.315%)の税金がかかります。しかし、確定拠出年金では、これらの利益に一切税金がかかりません。

    非課税になった利益を再投資に回せるため、利益が利益を生む「複利効果」を最大限に活かすことができます。

    長期にわたる運用では、非課税メリットが資産の増加に貢献します。

    受取:各種控除で税軽減

    60歳以降に資産を受け取る際にも、税制優遇が用意されています。受け取り方には主に「一時金(一括)」と「年金(分割)」の2種類があり、それぞれ異なる控除が適用されます。

    • 一時金で受け取る場合:「退職所得控除」が適用されます。勤続年数(企業型DCの加入期間)に応じて非課税枠が増加するため、税負担を抑えることが可能です。
    • 年金で受け取る場合:「公的年金等控除」が適用されます。公的年金など他の雑所得と合算して計算され、一定額までが非課税となります。
    • 一時金と年金を併用する場合:一時金は退職所得控除、年金は公的年金等控除の対象となります。

    どの受け取り方が有利になるかは、退職金の有無や他の所得状況によって異なります。

    自身のライフプランに合わせて選択することが鍵となります。

    企業型DCとiDeCoは併用できる

    2022年10月の法改正により、これまで一部の加入者に限られていた企業型DCとiDeCoの併用が、原則として可能になりました。

    これにより、老後資金準備の選択肢がさらに広がりました。

    (参考:企業型DC加入者のiDeCo加入の要件緩和(2022年10月1日施行) | 厚生労働省

    違い

    企業型DCとiDeCoの主な違いは、制度の主体と加入の自由度です。

    • 企業型DC: 企業が導入する福利厚生制度。掛金は主に企業が負担し、金融機関も企業が選定します。
    • iDeCo: 個人が任意で加入する私的年金。掛金は自己負担で、金融機関も自分で自由に選べます。
    ポイントの解説

    企業型DCは手数料の多くを企業が負担してくれるメリットがありますが、商品ラインアップは企業が選択したものに限定されます。一方、iDeCoは手数料が自己負担ですが、豊富な金融機関・商品から自分に合ったものを選択できる自由度があります。

    併用のメリット・デメリット

    企業型DCとiDeCoを併用することには、メリットとデメリットの両方があります。

    【メリット】

    • 拠出額を増やせる: 手厚い税制優遇措置を受けられる確定拠出年金の掛金額を増やすことができます。
    • 運用商品の選択肢が広がる: 企業型DCの商品ラインアップに不満がある場合でも、iDeCoで自分が選びたい商品に投資できます。

    【デメリット】

    • 手数料が二重にかかる: iDeCoの口座管理手数料などが自己負担となるため、コストが増加します。
    • 管理が煩雑になる: 2つの制度を管理する手間がかかります。

    併用を検討する際は、これらの点を総合的に判断する必要があります。

    企業型確定拠出年金の手続き【ケース別】

    確定拠出年金は、ライフステージの変化に応じて手続きが必要になります。

    手続きを怠ると不利益を被る可能性があるため、それぞれのケースでどのような対応が必要か確認しておきましょう。

    新規加入

    勤務先で企業型DCが導入されたり、制度のある会社に転職したりして新規に加入する場合、手続きは基本的に勤務先の担当部署を通じて行われます。

    会社から案内される書類に必要事項を記入し、提出します。その際、毎月の掛金をどの運用商品に配分するかを決める必要があります。

    もし、会社が「マッチング拠出」や「選択制DC」を導入している場合は、追加の手続きも必要です。

    転職(移換・ポータビリティ)

    企業型DCの加入者が転職した場合、積み立てた資産を次の制度へ持ち運ぶ「移換(ポータビリティ)」の手続きが必要です。

    • 転職先に企業型DCがある場合: 転職先の制度へ資産を移換します。手続きは転職先の担当部署を通じて行います。
    • 転職先に企業型DCがない場合: 自分でiDeCoの口座を開設し、そこへ資産を移換します。

    いずれの場合も、原則として退職後6ヶ月以内に手続きを完了させる必要があります。

    この期間を過ぎると、資産が自動移換され、資産運用が行なわれないにも関わらず手数料が発生するなどのデメリットが生じるため注意が必要です。

    退職・自動移換の注意

    会社を退職して自営業者や専業主婦(主夫)になる場合、iDeCoへの移換手続きが必要です。この手続きを退職後6ヶ月以内に行わないと、資産は「自動移換」されます。

    国民年金基金連合会に自動移換されると、資産は現金化され運用が完全にストップします。さらに、管理手数料だけは継続して差し引かれるため、資産が目減りしていくことになります。

    大切な資産を守るためにも、退職後の手続きは速やかに行いましょう。

    よくある質問

    企業型確定拠出年金に関して、多くの人が抱える疑問についてお答えします。

    Q. 企業型DCをやらない方がいい人は?

    一般的な企業型DCは原則全員加入ですが、勤務先が選択制DCやマッチング拠出を導入していればやる・やらないの選択が可能です。

    日々の生活資金に余裕がなく、掛金の拠出が家計を圧迫してしまう可能性がある人は、加入を慎重に検討する必要があります。

    また、老後資金の形成が目的のため、近いうちに住宅購入や教育費などでまとまった資金が必要な人は別途資金準備が必要です。

    Q. 確定拠出年金の落とし穴は?

    主な落とし穴は4つあります

    1. 原則60歳まで資金を引き出せない
    2. 運用商品によっては元本割れのリスクがある
    3. 選択制DCで企業型DCを選択した場合、将来の厚生年金額が減る可能性がある
    4. 退職・転職時に移換手続きを忘れると、資産が自動移換され手数料だけが引かれ続ける

    これらの特性を理解せずに始めると、後悔する可能性があります。

    Q. 企業型DCで厚生年金は減る?

    通常の企業型DCでは厚生年金に影響はありません

    ポイントの解説

    しかし、「選択制DC」で企業型DCを選択した場合は、将来の厚生年金額が減る可能性があります。これは、企業型DCの掛金は社会保険料の計算基礎となる標準報酬月額に含まれないためです。

    毎月の社会保険料負担は軽くなるが厚生年金が減ることを理解したうえで、長期的な影響を考慮して判断することが重要です。

    Q. 企業型DCは強制加入?断れる?

    企業型DCへの加入が強制かどうかは、勤務先の制度内容によって異なります

    従業員全員が自動的に加入する「強制加入」の企業もあれば、加入するかどうかを従業員が選べる「選択制DC」の企業もあります。

    任意加入の場合、加入しない選択も可能です。また、企業掛金に上乗せするマッチング拠出を導入している企業もあります。

    自身の勤務先の制度がどのタイプか、就業規則や担当部署に確認してみましょう。

    Q. 確定拠出年金は「いらない・ひどい」って本当?

    「いらない」「ひどい」といった意見は、主に元本割れリスクや60歳まで引き出せないといったデメリットに起因します。

    しかし、これらのデメリットは制度の特性であり、正しく理解すれば対策も可能です。一方で、掛金拠出時・運用時・受取時の手厚い税制優遇は、他の金融商品にはないメリットです。

    制度を正しく活用すれば、効率的に老後資金を準備するための選択肢の1つといえます。

    Q. いつ廃止・見直し?

    確定拠出年金は国が後押しする私的年金制度であり、廃止ではなく拡大の方向で改正が進んでいます。

    2026年12月拠出分より、掛金の限度額が引き上げられる予定です。現在、企業年金(企業型DCやDBなど)とiDeCoの合計掛金の限度額は5万5000円ですが、6万2000円まで引き上げられる予定です。

    最新の制度内容や今後の見通しについては、厚生労働省のWebサイトなど、公的な情報源で確認することが推奨されます。

    まとめ

    企業型確定拠出年金は「デメリットしかない」と言われることもありますが、それは制度の一面的な見方です。確かに、元本割れリスクや60歳まで引き出せないといった注意点は存在します。

    しかし、掛金拠出・運用・受取の3段階で受けられる手厚い税制優遇は、他の金融商品にはないメリットです。

    企業が掛金を負担してくれる場合は、自己負担なしで老後資金を準備できます。

    投資リスクを正しく理解し、長期・分散投資を心がけることで、リスクを管理しながら資産形成を進めることが可能です。

    自身の勤務先の制度内容を確認し、iDeCoとの併用なども視野に入れながら、賢く活用していきましょう。

    自身の状況で企業型DCを活用すべきか、他の選択肢がよいか迷う場合は、専門家に相談してみるのも1つの方法です。

    まずは簡単なシミュレーションから、自身の老後資金について考えてみませんか。 

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    企業型DCを活用しながら、老後に向けてあといくら準備すればよいのか確認してみましょう。


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    ご留意事項

    • 本記事は一般的な情報提供を目的として作成したものであり、特定の金融商品の取引を勧誘するものではありません。
    • 本記事の内容は記事公開時または更新時点の情報に基づいています。制度・法令・税制等の変更により、現在の情報と異なる場合があります。
    • 本記事の内容の正確性、完全性、最新性を保証するものではなく、予告なく変更または更新する場合があります。
    • 投資に関する最終的な判断は、ご自身の責任とご判断のもとで行っていただきますようお願いいたします。

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    監修
    西岡 秀泰
    • 西岡 秀泰
    • 社会保険労務士/ファイナンシャルプランナー

    同志社大学法学部卒業後、生命保険会社に25年勤務しFPとして生命保険・損害保険・個人年金保険販売を行う。保有資格は社会保険労務士と2級FP技能士。2017年4月に西岡社会保険労務士事務所を開設し、労働保険・社会保険を中心に労務全般について企業サポートを行うとともに、日本年金機構の年金事務所で相談員を兼務。

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    執筆
    マネイロメディア編集部
    • マネイロメディア編集部
    • お金のメディア編集者

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