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貯金6000万円は少ない?準富裕層の実態と資産を守り増やす方法

貯金6000万円は少ない?準富裕層の実態と資産を守り増やす方法

貯蓄2026/02/25

    »「貯金6000万円」で老後は安泰?無料診断でチェック

     「貯金6000万円を達成したけれど、これで老後や早期リタイアは本当に安心なのだろうか」と感じていませんか。世の中にはさまざまな情報があふれ、かえって不安になることもあるでしょう。

    本記事では、6000万円という資産の客観的な価値をデータで示し、実現可能なライフプランと、資産を守り増やすための具体的な方法を解説します。

    この記事を読んでわかること
    • 貯金6000万円を持つ世帯の割合と「準富裕層」としての位置づけ
    • 老後生活、FIRE、配当生活など、6000万円で実現可能なライフスタイルの現実性
    • 資産をインフレやリスクから守り、着実に増やすための具体的な運用戦略


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    貯金6000万円…なぜ「少ない」と感じるのか?

    貯金6000万円という金額は、多くの人にとって大きな目標です。

    しかし、実際にこの額を達成した人の中には、「これで十分なのだろうか」「まだ少ないのではないか」という不安を抱くケースが少なくありません。

    この背景には、メディアで話題になった「老後2000万円問題」や、インフレによる資産価値の目減り長寿化による生活期間の長期化など、将来に対する漠然とした不安が存在します。

    また、周囲の成功事例やSNSなどで見かける華やかな生活と比較し、相対的に自身の資産が少なく感じてしまう心理的な要因も考えられます。

    心理的な不安と実際の資産価値は別物

    将来への不安から「6000万円では足りないかもしれない」と感じることは自然なことです。

    かつて話題となった「老後2000万円問題」も、現在では物価上昇などを背景に、より多くの資金が必要との認識も広まっています。

    しかし、このような心理的な不安と、6000万円という資産が持つ客観的な価値は分けて考える必要があります。

    重要なのは、感情的な不安に流されるのではなく、データに基づいて自身の資産状況を客観的に評価し、具体的なライフプランを立てることです。

    貯金6000万円は客観的に見て少ない?データで検証

    「貯金6000万円は少ないかもしれない」という感覚が主観的なものか、あるいは客観的な事実なのかを判断するために、実際のデータを見ていきましょう。

    富裕層の定義や、同世代の平均貯蓄額と比較することで、6000万円という資産の社会的な位置づけが明確になります。

    準富裕層とは?6000万円の位置づけ

    野村総合研究所の調査によると、日本の世帯は純金融資産保有額によって5つの階層に分類されています。この中で、純金融資産が5000万円以上1億円未満の世帯は「準富裕層」と定義されています。

    したがって、貯金6000万円を持つ世帯は、この準富裕層に該当します。2023年の推計では、準富裕層は403.9万世帯存在し、これは日本の全世帯の約7.3%にあたります。

    このデータから、貯金6000万円を保有している世帯は、客観的に見て少数派であり、決して「少ない」とは言えないことがわかります。

    むしろ、資産形成において上位層に位置していると言えるでしょう。

    階層

    純金融資産保有額

    純金融資産保有額

    世帯数

    世帯数

    割合

    割合

    超富裕層

    純金融資産保有額

    5億円以上

    世帯数

    11.8万世帯

    割合

    0.2%

    富裕層

    純金融資産保有額

    1億円以上5億円未満

    世帯数

    153.5万世帯

    割合

    2.8%

    準富裕層

    純金融資産保有額

    5000万円以上1億円未満

    世帯数

    403.9万世帯

    割合

    7.3%

    アッパーマス層

    純金融資産保有額

    3000万円以上5000万円未満

    世帯数

    576.5万世帯

    割合

    10.3%

    マス層

    純金融資産保有額

    3000万円未満

    世帯数

    4424.7万世帯

    割合

    79.4%

    (出典:野村総合研究所の調査を基に作成)

    50代・60代の貯蓄額と比較

    老後を意識し始める50代や、退職を迎える60代の平均的な貯蓄額と比較してみましょう。

    金融広報中央委員会の調査によると、総世帯における50代・60代の金融資産保有額は以下のようになっています。

    年代

    平均貯蓄額

    平均貯蓄額

    中央値

    中央値

    50代

    平均貯蓄額

    1719万円

    中央値

    700万

    60代

    平均貯蓄額

    2521万円

    中央値

    1050万

    (参考:家計の金融行動に関する世論調査 2024年 | 金融経済教育推進機構 J-FLEC

    貯金6000万円は、50代・60代の平均貯蓄額を上回っています。より実態に近いとされる中央値と比較すると、この差は歴然です。

    50代の中央値である700万円の8倍以上の資産を保有していることになり、資産形成の進捗としては良好な状態であると評価できます。


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    貯金6000万円で可能な生活スタイルとリスク

    貯金6000万円という資産は、客観的に見れば上位層に位置することがわかりました。では、この資産で具体的にどのような生活が送れるのでしょうか。

    老後生活早期退職(FIRE)配当生活といった観点から、この可能性と現実的なリスクについて検証します。

    老後資金としての十分性

    結論からいうと、貯金6000万円は多くの世帯にとって、老後資金として十分な水準と言えます。

    例えば、65歳で定年退職し、退職金と年金だけで生活した場合のシミュレーションでは、多くのケースで資金が不足することなく、むしろ余裕が生まれる結果となっています。

    持ち家がある場合は、家賃負担がないため、4000万円から5000万円程度が1つの目安とされており、6000万円あればさらに安心感が増すでしょう。

    ただし、これはあくまで平均的なデータに基づいた試算です。

    賃貸住まいで家賃が高い場合や、趣味や旅行にもっとお金をかけたい「ゆとりのある生活」を望む場合は、月々の支出が増えるため、6000万円でも計画的な資金管理が求められます。

    FIRE・早期退職の可能性

    FIRE(経済的自立と早期リタイア)を目指す場合、一般的に「年間の生活費の25倍の資産」が必要とされ、この資産を年利4%で運用して生活費を賄う「4%ルール」が有名です。

    このルールに貯金6000万円を当てはめると、年間240万円(月20万円)の生活費を運用益でカバーできる計算になります。

    • 6000万円 × 4% = 240万円

    しかし、総務省の家計調査によると、単身世帯の平均的な年間支出は約294万円です。このため、年間240万円では生活を切り詰める必要があり、完全なFIREの実現はやや厳しいと言わざるを得ません。

    一方で、完全にリタイアするのではなく、アルバイトなどで少し働きながら生活する「サイドFIRE」や、定年より少し早く退職する「早期退職」であれば、6000万円は大きな支えとなります。

    早期退職の場合、年金受給開始までの収入がない期間の生活費を補う上で、この貯蓄は十分な役割を果たすでしょう。

    配当生活の現実性

    貯金6000万円を元手に、株式の配当金だけで生活する「配当生活」は可能なのでしょうか。

    一般的に、安定的かつ高配当とされる日本株の配当利回りは4%程度が目安です。仮に6000万円全額を利回り4%の株式で運用した場合、年間の配当収入は税引前で240万円となります。

    • 6000万円 × 4% = 240万円

    この金額は、FIREのケースと同様に、多くの世帯の平均的な生活費を賄うには不十分です。

    株価の変動リスクや減配(配当が減らされる)リスクを考慮すると、配当金のみを収入源とすることは現実的ではありません。

    したがって、貯金6000万円で完全な配当生活を送るのは困難と言えます。ただし、年金など他の収入を補う「収入の柱の1つ」として配当金を活用することは、老後の生活に大きなゆとりをもたらす有効な戦略です。

    6000万円でも不安が残るケース

    貯金6000万円は大きな資産ですが、それでも将来に不安が残るケースは存在します。注意すべきは以下の3つのリスクです。

    1. 想定外の大きな支出:自分や家族の突然の病気による高額な医療費、親の介護費用、持ち家の修繕費など、予期せぬ出費が発生する可能性があります。これらの費用は数百万円単位になることもあり、貯蓄を取り崩す原因となります。
    2. インフレによる資産価値の目減り:物価が上昇し続けるインフレ環境では、現金の価値は相対的に下がっていきます。例えば、年2%のインフレが続けば、10年後には6000万円の実質的な価値は約4900万円まで減少してしまいます。貯金のまま保有しているだけでは、資産は目減りしていくリスクに晒されます。
    3. 長生きリスク:医療の進歩により、「人生100年時代」が現実のものとなりつつあります。当初想定していたよりも長生きすることで、準備していた老後資金が枯渇してしまうリスクです。シミュレーションはあくまで平均寿命を基にしているため、それ以上に長生きする可能性を考慮しておく必要があります。

    6000万円を守り増やすための資産運用戦略

    6000万円という大切な資産を、インフレや予期せぬ支出から守り、さらに増やしていくためには、適切な資産運用が不可欠です。ただ銀行に預けておくだけでは、資産価値は目減りしていく可能性があります。

    資産を守りながら着実に増やすための具体的な戦略を解説します。

    守りの運用と攻めの運用のバランス

    資産運用では、資産を守る「守りの運用」と、積極的に増やす「攻めの運用」のバランスが鍵となります。6000万円というまとまった資産があるからこそ、このバランスを意識したポートフォリオを組むことが推奨されます。

    • 守りの運用: 元本割れのリスクが比較的低い資産(例: 国債、社債、預貯金など)で構成します。資産全体の大黒柱として、安定性を確保する役割を担います。
    • 攻めの運用: 値上がり益が期待できる一方、価格変動リスクも伴う資産(例: 株式、投資信託など)で構成します。インフレに負けないリターンを目指し、資産を増やす役割を担います。

    年齢やリスク許容度に応じて、この2つの配分を調整することが、長期的に安定した資産形成につながります。

    NISAを活用した長期運用

    2024年から始まったNISA(少額投資非課税制度)は、資産運用を行う上で強力な味方となります。通常、投資で得た利益には約20%の税金がかかりますが、NISA口座内での利益は非課税になります。

    NISAには、年間120万円までの「つみたて投資枠」と、年間240万円までの「成長投資枠」があり、生涯にわたって最大1800万円まで非課税で投資が可能です。

    6000万円の資産の一部をNISAで運用することで、税金の負担なく効率的に資産を増やすことが期待できます。

    配当・分配金を活用した収入の確保

    6000万円の資産を運用して、配当金や投資信託の分配金を定期的な収入源とすることも有効な戦略です。完全な配当生活は難しくても、年金や他の収入を補う「プラスアルファの収入」として活用することで、生活に大きなゆとりが生まれます。

    例えば、資産の一部を高配当株高配当ETF(上場投資信託)、あるいはREIT(不動産投資信託)などに投資することで、定期的なキャッシュフローを生み出すことが可能です。

    この戦略のメリットは、資産の元本を取り崩すことなく、運用から得られる利益を生活費に充てられる点にあります。これにより、資産寿命を延ばす効果が期待できます。

    インフレ対策としての実物資産

    インフレ、つまり物価の上昇は、現金の価値を実質的に減少させます。6000万円という大きな金融資産を守るためには、インフレに強いとされる実物資産をポートフォリオに組み入れることも検討に値します。

    代表的な実物資産には以下のようなものがあります。

    • 不動産: 家賃収入というインカムゲインが期待でき、インフレ時には物件価値や家賃が上昇する傾向があります。
    • 金(ゴールド): それ自体が価値を持つため「安全資産」とされ、世界的な経済不安やインフレの局面で価格が上昇しやすい特徴があります。

    これらの実物資産は、株式や債券といった金融資産とは異なる値動きをすることが多いため、資産全体のリスクを分散させる効果も期待できます。

    ポイントの解説

    ただし、流動性(換金のしやすさ)や管理コストなどのデメリットもあるため、資産全体の一部としてバランスよく保有することが肝となります。

    6000万円を減らさないために避けるべき失敗

    6000万円という大きな資産を築くことも大変ですが、それを守り、減らさないように管理することも同様に欠かせません。運用方法や情報の取り扱い方を誤ると、大切な資産を損なうリスクがあります。

    資産を守るために避けるべき3つの失敗パターンについて解説します。

    高リスク商品への集中投資

    「もっと増やしたい」という欲から、資産の大部分を1つの高リスク商品に集中投資することは危険です。例えば、特定の個別株や仮想通貨、未公開株などに大きな資金を投じる行為がこれにあたります。

    これらの商品は大きなリターンをもたらす可能性がある一方で、価格が暴落すれば資産の大部分を失うリスクも抱えています。

    6000万円という資産は、分散投資を徹底することで、リスクを抑えながら安定的に増やすことが基本です。

    1つの投資先に賭けるのではなく、複数の異なる資産(株式、債券、不動産など)や地域(国内、先進国、新興国など)に分けて投資する「長期・分散・積立」の原則を忘れないようにしましょう。

    金融機関の窓口での言いなり投資

    銀行や証券会社の窓口で勧められるがままに金融商品を購入することも、避けるべき行動の1つです。窓口の担当者は、必ずしも顧客の利益を最優先しているとは限りません。

    金融機関側の販売目標や手数料が高い商品を優先的に勧めてくるケースも少なくないのが実情です。

    仕組みが複雑で手数料が高い「仕組債」や、毎月分配型の投資信託などは、内容を十分に理解しないまま契約してしまうと、後で想定外の損失やコストに気づくことがあります。

    ポイントの解説

    勧められた商品については、この場で即決せず、必ず一度持ち帰って自分で調べる、あるいは信頼できる第三者の専門家に意見を求めるといった慎重な姿勢が大切です。

    詐欺や悪質な投資話への警戒

    まとまった資産を持っていると、残念ながらそれを狙った詐欺や悪質な投資話が舞い込んでくることがあります。注意すべきは、以下のような特徴を持つ話です。

    • 「元本保証で高利回り」をうたう: 投資の世界では、元本が保証されていて、かつ高いリターンが得られる商品は存在しません。
    • 「あなただけ」「今だけ」を強調する: 限定性をアピールして、冷静に判断する時間を与えずに契約を急がせるのは典型的な手口です。
    • 海外の無登録業者からの勧誘: 金融庁に登録されていない海外の業者との取引は、トラブルが発生しても日本の法律で保護されず、資金が戻ってこないリスクが高くなります。

    少しでも「うますぎる話だ」と感じたら、まずは疑うことが大事です。安易に話に乗らず、金融庁のWebサイトで正規の登録業者かを確認したり、消費生活センターに相談したりするなど、慎重に行動しましょう。

    6000万円を持つ人が考えるべき将来設計

    6000万円という資産は、将来の選択肢を広げてくれます。しかし、この恩恵を最大限に享受するためには、しっかりとした将来設計が不可欠です。

    ただ資産を持っているだけでなく、それを「どのように使い」「どのように社会と関わっていくか」を考えることが、より豊かな人生につながります。

    ライフプランから逆算した資産の使い方

    まずは、自身の理想のライフプランを具体的に描くことから始めましょう。

    • いつまで働きたいか?
    • どのような老後を送りたいか?(趣味、旅行、住まいなど)
    • 家族にどのくらいの資産を残したいか?
    • 万が一、介護が必要になった場合はどうするか?

    これらの問いに対する答えを明確にすることで、将来必要となる資金額や、いつまでにいくら必要かが見えてきます。

    このライフプランから逆算して、6000万円という資産をどのように配分し、いつから、どのくらいのペースで取り崩していくのかという「出口戦略」を立てることが欠かせません。

    自分だけで計画を立てるのが難しい場合は、ファイナンシャルプランナー(FP)などの専門家に相談し、客観的な視点からキャッシュフロー表を作成してもらうのも有効な手段です。

    相続・贈与の基礎知識

    6000万円の資産があれば、自身が亡くなった後の「相続」についても考えておく必要があります。何もしなければ、資産は法律で定められた相続人(法定相続人)に引き継がれますが、相続税が発生する可能性があります。

    相続税には基礎控除額(3000万円 + 600万円 × 法定相続人の数)があり、遺産総額がこの範囲内であれば相続税はかかりません。しかし、6000万円の資産は基礎控除額を超える可能性が高いため、事前の対策が重要になります。

    対策の1つとして、生前のうちに財産を少しずつ渡しておく「生前贈与」があります。

    贈与税にも年間110万円の基礎控除があるため、この範囲内で計画的に贈与を行えば、将来の相続税負担を軽減できる可能性があります。

    注意点

    ただし、税制は頻繁に改正されるため、専門家のアドバイスを受けながら、自身の家族構成や意向に合った方法を検討することが望ましいでしょう。

    社会貢献や寄付という選択肢

    経済的な安定を確保した上で、資産の一部を社会のために役立てるという選択肢もあります。自身の関心がある分野(教育、環境保護、医療支援など)の団体に寄付をすることで、社会に貢献することができます。

    特定の団体への寄付は、寄付金控除として所得税や住民税の税制優遇を受けられる場合があります。これは、節税という観点からもメリットがある選択です。

    また、近年では、社会的な課題の解決を目指す企業やプロジェクトに投資する「社会貢献投資(インパクト投資)」も注目されています。これは、金銭的なリターンと同時に、ポジティブな社会的・環境的インパクトを生み出すことを目的とした投資です。

    自身の資産を通じて社会とどのようにつながっていくかを考えることも、豊かな人生設計の1つと言えるでしょう。

    貯金6000万円に関するよくある質問

    ここでは、貯金6000万円に関して多くの方が抱く疑問について、Q&A形式で簡潔にお答えします。

    6000万円は準富裕層?

    はい、準富裕層に該当します。

    野村総合研究所の定義によれば、純金融資産保有額が5000万円以上1億円未満の世帯が「準富裕層」と分類されています。6000万円の貯金はこの範囲内に収まるため、資産形成の観点からは上位約6%に入る層と位置づけられます。

    6000万円で老後は安心?

    多くの場合、安心して生活できる基盤となりますが、盤石とは言えません

    持ち家があるか、どのようなライフスタイルを望むかによって評価は変わります。

    平均的な生活であれば十分可能ですが、都心での賃貸暮らしや頻繁な海外旅行などを望む場合は、計画的な資産管理が不可欠です。

    また、インフレや想定外の医療・介護費用への備えとして、資産運用で資産を維持・増加させていく視点も重要になります。

    6000万円をどう運用すべき?

    「長期・分散・積立」を基本としたバランスのよいポートフォリオを組むことが推奨されます。

    具体的には、資産の一部を新NISAなどの非課税制度を活用して、全世界株式や米国株式のインデックスファンドで長期的に運用し、残りを国債や社債などの安定資産で守るといった組み合わせが考えられます。

    個々のリスク許容度や目標によって最適な配分は異なるため、FPなどの専門家に相談するのもよいでしょう。

    まとめ

    貯金6000万円は、客観的なデータから見ても日本の全世帯の上位約6%に入る「準富裕層」に位置づけられ、決して「少ない」金額ではありません。老後資金としては、持ち家がある場合には十分な基盤となり得ます。

    しかし、完全なFIREや配当金のみでの生活を目指すにはやや心もとなく、インフレや想定外の支出といったリスクも存在します。

    この大切な資産を守り、さらに増やしていくためには、現状に安心しきってしまうのではなく、新NISAなどを活用した「長期・分散・積立」による資産運用を計画的に行うことが必須です。

    自身のライフプランに合わせた適切な資産管理を行い、豊かな未来を築いていきましょう。

    自身の状況に合わせた具体的なプランを立てるために、まずは資産状況を客観的に把握してみませんか? 

    »「貯金6000万円」で老後は安泰?3分で診断


    現在の貯蓄で問題ないか不安なあなたへ

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    監修
    森本 由紀
    • 森本 由紀
    • ファイナンシャルプランナー/AFP(日本FP協会認定)/行政書士

    行政書士ゆらこ事務所(Yurako Office)代表。愛媛県松山市出身。神戸大学法学部卒業。法律事務所事務職員を経て、2012年に独立開業。メイン業務は離婚協議書作成などの協議離婚のサポート。離婚をきっかけに自立したい人や自分らしい生き方を見つけたい人には、カウンセリングのほか、ライフプラン、マネープランも含めた幅広いアドバイスを行っている。法律系・マネー系サイトでの記事の執筆・監修実績も多数。

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    執筆
    マネイロメディア編集部
    • マネイロメディア編集部
    • お金のメディア編集者

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